マリー=アンヌ・シャルロット・コルデー・ダルモン

【CLASS】アサシン
【真名】マリー=アンヌ・シャルロット・コルデー・ダルモン
【出典】フランス・史実
【性別】女性
【身長・体重】151cm・35kg
【属性】秩序・悪(人)
【ステータス】筋力D 耐久E 敏捷C 魔力D 幸運A 宝具A

【クラス別スキル】
気配遮断:A
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適している。 完全に気配を絶てば探知能力に優れたサーヴァントでも発見することは非常に難しい。 ただし自らが攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。アサシンの単独行動はかなり特殊な部類に入り、彼女は気配を消すのではなく気配を周囲と馴染ませることに特化している。

【固有スキル】
暗殺の天使:A
暗殺の天使と呼ばれたことに由来するスキル。Cランクの投擲(短刀)、一意専心、破壊工作の複合スキル。

信仰の加護:B
一つの宗教観に殉じた者のみが持つスキル。加護とはいうが、最高存在からの恩恵はない。あるのは信心から生まれる、自己の精神・肉体の絶対性のみである。

麗しの魅貌:A
見た相手の心を性別問わず奪う美貌。対象に魅了効果を付与する。Aランクにもなれば吐息、雰囲気、視線にすら効果が宿り、対魔力以外の精神防御を無効化する。

血脈想起:B
自身に流れる血を鼓舞し力を得る。アサシンの先祖は三大古典詩人の1人、コルネイユでありその血を引く彼女は同ランクの高速詠唱を使用出来る。自身が知覚する対象が魔術を使用する際に有利な判定の獲得、行程の短縮を可能にする。

【宝具】
『天使は死してなお美しく(ラ・モール・ベーテ)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:10 最大捕捉:1人
死してなお人々を魅了したアサシンの逸話の具現。
魅了効果を与えた相手に大きなダメージ補正を加える死の一突き。
マラーを風呂場で殺めた逸話から自身が水辺にいる場合、権力者、男性、それぞれの属性を持つ相手、条件を満たした相手に更に大きな補正を得る。

『天使は死してなお人々の心の中に(ラ・モール・ルポス)』
ランク:A 種別:対人宝具 レンジ:自身 最大捕捉:自身
死してなお首が動いたとされるアサシンの逸話の具現。
自身より幸運のステータスが低いサーヴァントに霊核を破壊された場合自動で発動する。
自身の霊核を破壊した対象を母体として蘇生し、その際に対象が持つスキル1つを簒奪する。
ステータスは対象と自身の平均値を取るが幸運に関しては宝具発動の度に下がり続ける。


【解説】
「暗殺の天使」と呼ばれ、フランス革命においてジャン・ポール・マラーを暗殺した女性。
剥き身の刃のごとき銀の髪に水面を思わせる澄んだ蒼い瞳、飾り毛のない白いワンピースを纏う女性。その胸は平坦だった。
貧しい家に生まれ母と死別したことで修道院に住むことになるほど過酷な幼少期を育ってきたが、その頃から清貧の心を持っていた彼女には苦痛の一つもなかった。
そのため修道院での日々は彼女にとって魚が水中で暮らすようなものであり、質素かつ静謐な日々を送ってきた。
しかしフランス革命によって修道院を追われ、元より強者よりも弱者に寄り添う性分だった彼女は政争に敗れたジロンド派を支持するようになる。
清楚で清廉、無垢にして純潔。楚々とした外見同様に物静かで大人しく穏やか、野に咲く花を思わせる可憐な少女。
読書をこよなく愛する文学少女であると同時に敬虔な神の信徒。
マラーを殺めたことに悔いはないが、自身が歴史に名を残したことは悔いている。それは彼女が「神の製造物である人を殺めた」からにほかならない。
優れた美貌と貞淑な性格から多くの人に好意を持たれたが本人は自身を巡って異性が多く争ったことから疎んでいる。
もちろん人並みに興味はあり「見た目ではなく性格で判断してくださる方と出会えれば」と心の奥底で思っている。
聖杯に願いはなく、弱者に寄り添うことを求める。

  • 最終更新:2019-08-05 23:49:16

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