シギト・プルフレア

【名前】シギト・プルフレア(Sigit Purflare)
【年齢】17歳(肉体年齢)
【性別】男性
【属性】秩序・中庸
【身長・体重】179cm 75kg
【特技】武具の手入れ、無自覚な籠絡
【好きなもの】騎士道物語、縁起物
【嫌いなもの】黒猫、カラス
【国籍】イギリス
【所属】聖堂教会・異端審問騎士団
【魔術属性】地
【量・質】量 C 質 A
【解説】
聖堂教会直属の組織である聖堂騎士団に所属する若き騎士。
騎士団きっての有望株にしてプルフレア枢機卿の寵児。血筋、実力、思想、どれをとっても一流の選良(エリート)。
だが矢鱈と縁起を担ぎたがる性格で、毎朝ニュース番組の血液型占いと雑誌の星座占いは必ずチェックする徹底振り。星の巡りが悪いと途端に弱気になり、ラッキーアイテムが傍にないと気が済まなくなってしまう。

占い狂いな面を除けば騎士道精神に準じる「絵に描いた騎士様のような」青年。倫理を尊び人民を愛し、自らを敬虔なる神の信徒と唱える模範的な聖堂教会入信者である。
因みに聖堂騎士団は聖地外への遠征は決して認められない専守防衛の部隊。行動する際も数の暴力をもって制圧する為、彼のように単独行動を行う騎士は極めて異例なのであるが……。

その正体は吸血衝動に抗う高潔な死徒。
正確には元聖堂教会異端審問騎士団所属の、現死徒である。
死徒討伐目的の聖地遠征の際に吸血され死亡した筈だったのだが、本人の適性の高さから時間を経て奇跡的に死徒として変貌した。
自分の身体を「穢れた身」としながらも聖堂騎士団への復帰を望んでおり、自身の死徒化を清浄する目的の元聖杯戦争へと参加を決める。

なお聖堂教会からはとっくに殉死扱いを受け除名されており、復帰はおろか存在が第八秘蹟会に露呈した時点で代行者が派遣されるであろう事は明白。
そんな事実は彼も承知の上で、「仮に死ぬのなら嘗ての同僚の手で容赦無く殺されたい」と受け入れている。

倣・風化天葬(バジリスク・レプリカ)
「風葬」の概念武装(ロジック・カンサー)。
嘗て亜竜を討ち取った際その毒が穂先に染み付いたとされる鉄製の長槍、その模造品とされる代物。
穂先に触れた対象を意識を残したまま石化させ、風化迄絶え間ない責め苦を与える対吸血鬼兵装。
「吸血衝動に抗えなくなったら、コレで自害しましょう」と本人は語る。

【台詞】
「生憎今日は星の巡りが悪い、何せ二度も黒猫と出喰わしてしまいましたからね。
本当は外出すらしたくないのですが、急を要する事態とあらば仕方有りません」
「ラッキーアイテムは─────『トゥクトゥク』ですって!?此処は日本だぞ正気の沙汰じゃない!」

「死徒であろうと、人であろうと、それ以前に私は騎士なのです。ならば貴方に手を差し伸べるのにこれ以上の理由など」

【補足】
死徒と化すまでに意思なき食屍鬼の期間を経る必要があり、シギトも数十年程の無自覚期間を過ぎて自我を取り戻した。
その為嘗ての同僚達は皆ベテランか、或いは一線を退いてしまっている模様。死徒として覚醒したのは此処数ヶ月から一年くらい前の出来事である。
死徒となってから、最初は鶏を襲ったり土葬の外国人用墓地を荒らしたり騙し騙し遣り繰りしてましたが、そうもいかなくなってきたので協力者経由で血を手に入れている。
とはいえやはり人間の首筋に噛み付きたい欲求は湧き起こり、そこは鉄の理性で押さえつける。

愚直に一直線に騎士の道を邁進してたからこそ、突如その道が断たれた事実を認め切れない。
本当は騎士団に戻れる可能性が薄い事も重々承知してて、それでも「後悔したくないから」と僅かな可能性を希望に騎士で有り続ける、そんな青年。

占いが好きなのも『占いを軽視した所為で…』っていう心残りを可能な限り廃したいという思いから。



【SS】

  • 最終更新:2019-10-20 14:53:08

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