Fate/Limited 社守聖杯戦役

登場人物

マスター


サーヴァント


監督役

その他


舞台

社守市

周囲を山と海に囲まれた自然豊かな地方都市。
都市圏に近い南側が現代的に発展した新都心、北側が古くからの町並みを残す遠山町となっている。根源に至るほどではないが、日本国内でも有数の歪芯霊脈を持つ土地、霊地。その霊地の管理者(セカンドオーナー)と名乗り出た訳ではないが表と裏から排他的な支配を確立しているため実質的な魔術世界での管理者であり、名士でもある社守一族の宗家“社守”の当主が過半数を占める票田を背景にして市長を務めている。

社守駅
市の中央からやや南に位置する。時の県議員が選挙に勝つために、社守の票田を得る代わりにと約束された、県下では最も線数が多い駅舎。市の中でも人の往来が盛んで商業施設が駅の構内や、地下商店街、県内でも屈指のデパートなどと繋がっており、おおよその物が揃う。

此花山
社守市の北東に位置する自然豊かな山で、社守の分家、花守家が代々所有する土地。中腹にある神社には“オハシラサマ”という土着の伝承を持つ地神が祀られており、恋愛成就と豊穣の神として名高い。最近は御神体である常槐という枯れない枝垂槐の樹が、若い世代に人気のパワースポットとして人を集めている。槐(エンジュ)とは鬼の木。何が御神体なのかは花守の当主と社守本家にしかあずかり知らぬ事。

天嶺川
北西の此花山を水源にして市内を流れ、やや蛇行し地下に潜り込むなどの果てに南東の扇港に注がれる。この“オハシラサマ”の霊験あらたかな水を原料に蕎麦を作ると、他では出せない味がすると評判。

沖守温泉宿
東に位置する海と隣接している温泉宿。社守市の地盤変動で偶発的に生まれた美容と疲労に効果的な天然温泉で、かつてあった沖守家の屋敷の一階から二階が水没した際に、三階と四階を改築して宿泊施設へと様変わりした。建物自体は老朽化でかなり痛んでいるが、それが逆に文明社会の中で幻想的。一階の露天風呂は、海側の縁が全体的に少し下がっているため、まるで海面とつながっているかのように見える。

ホテルニューオキ
南部の繁華街から徒歩五分ほど東に外れたところに建てられた、夜間営業も行われるレジャー施設。流水プール、子供用の水深の浅いプール、滑り台(ウォータースライダー)などの一般向け需要を完備したプールや、併設されたステージの他に水着でも入れるレストランやホテルなどが合わさって、リゾート地のような非日常感を演出している。

社守総合病院
シュライングループ本社ビル
敷守流剣道場

社守一族

社守(やしろもり)
【方針・属性】秩序・悪
【活動地域】日本~全世界
【継続期間】800年
【歴史解説】
神域の魔力を受け継ぐ、格式高い家系。元々はその名の通り、神が住まう社の建築を主に行っていたのだが、明治時代になると廃仏毀釈によって政治的勢力を伸ばし、それを元手に急成長。後のシュライングループの母体となり、社守家が代々グループ(元財閥)の要職を務めている。
土地神――自然との調停者、星の触覚――は星を、土地を効率よく運営するための入力装置だった。地脈という星の脳波を社守に限定して切り取った上で一つの生命として捉え、その魂を摘出し、エーテルによる肉体で生命として安定させたもの。惑星には肉体と心臓にあたる部分はあるが、脳にあたる器官が存在しない。脳を人工的に造ることで、この土地を自在に運行する命令体を作り上げ、それと契約したという。これによって直接的に土地の霊脈に影響された神子、銀髪碧眼が生まれることとなった。分家を含む一族の正統後継者は方印と呼ばれる、魔術回路と霊地を結ぶ肉体に刻まれた一種の結界が浮き出る。魔術基盤との関係性を簡略化し直接化した、いわば経路のようなもので、土地に選ばれなければどんなに優れた魔術回路を持っていようと正統後継者にはなれない。
【魔術系統】
建築魔術
地形魔術
現象操作術(実践可能域になった神秘学)の一つ。
結界とは基本的に術者を守るモノを指す。魔力で安編んだ網を土地に張り、その内部に手を加える地形魔術と言えるだろう。結界内での効用は千差万別。基本的に、結界とは内と外を分けるものであり、それ自体で完結した世界を作り上げる為には、まず自身を完成させなくてはならないとされる。
本来の意味での結界とは、術者個人にではなく、術者が居る場所にかけるもの。そのような間接的な魔力干渉では、自身の体に魔力を通している魔術師には何ら効果はない。だが、人工的に作り上げた心象風景の具現は、一時的にせよ現実を書き換える特殊な土地効果を持つ。
【構成人員】

シュライングループ

【方針・属性】秩序・悪
【活動地域】日本~全世界
【継続期間】260(650)年
【歴史解説】
シュライン(神殿)を社名に掲げる、日本を代表する巨大企業グループ。元々はその名の通り、神が住まう社の建築を主に行っていたのだが、明治時代になると廃仏毀釈によって政治的勢力を伸ばし、それを元手に急成長した。創業家一族が連続して代表を務めるシュライングループは社守の帝国とも揶揄されているほど。その中核は歴史の古さから建築業、戦前に成長した重工業とバイオ関連であるが、近年では時流からか銀行業と流通を始めとする商事が目立つ。軍事産業にも深く関わり、魔術に関する研究を行う極秘セクションも存在するという噂がある。だが、世界的なコングロマリットという看板を背負っているという事実ゆえに、シュラインの強みと弱みは共に表の世界に依存する。魔術の第一原則が神秘の隠匿である以上、何も知らない社員とその家族を抱えたシュラインがグループ内の意志を統一することなどありえない。シュラインの化学工業部門での魔術研究は、新兵器開発や医療ビジネスの分野で多くの成功を収めたが、企業グループ主導による限界もまた明らかになった。その性質上、徹底した秘密主義と少数精鋭で行われる研究や開発は、担当者の暴走や潜入工作にひどく脆いのだ。チェック機能が働かないまま、非道な人体実験や霊子兵器の暴走が相次ぎ、シュラインの資産や社会的地位を著しく損なう事件が起きた。そして、それらを表沙汰にせず解決するために、会長を始めとする“社守一族”の私的な台頭を許すことになった。
【構成人員】

章節

本筋


異説


余白

【製作者】ここのえ

  • 最終更新:2020-07-13 11:47:57

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