黒野双介(IF)

名前:黒野双介(IF)
年齢:22歳
性別:男性
属性:中立・悪
身長:170cm
体重:58kg
特技:狙撃
好きな物:非日常全般
嫌いな物:特に無し
国籍:日本

 第一回大会参加者、黒野双介のIFパターン。
 「もしも黒野が自分から積極的に非日常を求めに動いてたら?」という可能性によって成立した存在。
 前歴は大体第一回の黒野とほぼ同じ。日常生活を平穏に過ごし、その傍ら創作物で非日常への憧れを育む以外ごく普通の生活を送っていた少年時代。それが致命的に変質したのは、大学受験後に起きたある悲劇だった。
 といっても、別段大それた事ではない。決して軽いものとは言えないが、現代社会に生きていれば誰もが出くわしうる出来事――交通事故に巻き込まれたのだ。
 卒業記念&大学受験成功祝いを兼ねた家族旅行。その出先で彼は両親や妹共々事故にあった。乗っていたバスが運転手のミスで横転炎上、衝撃で投げ出された彼は他のわずかな同類共々運よく生還し、たった一人故郷に戻った。
 その後は親戚からの支援の下、大学生活を過ごしていたのだが――既に彼の中では『ナニカ』が変質していた。自分を自分として抑えていたもの、首輪めいた価値観が失われていた事に気づいたのである。

 とはいえそれだけではまだ逸脱に至らなかった。学費を支援してくれてる親戚への恩は一応あったし、そもそも逸脱しようにもそのきっかけも当てもなかったのだから。
 が、不幸というのはえてして重なるもの。ひょんな事から非日常絡みの事件に巻き込まれた彼は、その折知り合った魔術師を名乗る人物にこう誘われる。

『君筋が良いね。今うちで手頃な人手募集してるんだけど、良かったら来ない? お給料弾むよ?』

 かくして彼は逐電した。
 厳密に言えば、親戚に学費分のお金をバイト代で返した後、一筆残して立ち去った。『今までお世話になりました。これからは一人で生きていくので心配しないで下さい。このお金はせめてものお詫びです』、と。
 現在の彼は、中東をはじめとする紛争地帯で活動中。内容はもっぱら死体漁り。手頃な死体を見つけ、選別した後独自のルートで日本にいる魔術師の下へと送りつけている。
 たまに同じ獲物を狙う魔術師に襲われたり、ささいな行き違いから下位の執行者や代行者と交戦したりもするが……彼は全く気にしていない。
 だってこれこそが自分の望んでいた事だったのだから。

 得物はフェイクノートと銃火器、それに魔術師から貰った毒入りナイフや爆弾etc。
 本人は魔術を習ってもみたいと思っていたのだが、適性がなかった為渋々諦めた。



















































  • 最終更新:2019-07-05 23:40:16

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