黒野双介

名前:黒野双介
年齢:22歳
性別:男性
属性:中立・中庸
身長:170cm
体重:58kg
特技:速読
好きなもの:アニメ・小説はじめ創作物全般
嫌いなもの:特になし

日本の地方都市に住む大学生
典型的な一般人であり、魔術は元より神秘の事を全く知らず関わる事もない環境で暮らしてきた
聖杯戦争の事を知ったのも偶然であり、卒研の情報収集の最中訪れたサイトに貼り付けられていた広告を見たというだけ
「どうせ選ばれやしない」と適当に応募フォームをポチってみたら本当に選ばれてしまった。まさに因果な立場の人間

一般人である為戦闘力は皆無に等しい
運動神経も人並みに毛が生えた程度に過ぎず、並み居る参加者達の顔ぶれを見て内心戦々恐々してる状態
一応持ち込み武器としてスタンガンと木刀を持ち込んではいるものの、本人ですら気休め程度にしか考えていない

――強いてあげるとするならば、彼の強みはその精神性。子どもの頃から漫画をはじめ散々創作物を堪能してきた彼はいつしか「自分も創作物の登場人物達のような非日常を経験したい」と願うようになっていた
無論本人にしても「馬鹿げた妄想」であるとしか考えておらず、成長するにつれ意識する事さえしなくなっていったが、奥底では埋み火のように残り続けており「いざという時の為に」と言い訳して有事を想定した書籍を読み漁ったり、「もし自分がこのキャラの立場だったら」と空想して非日常に対する心構えのようなものを育てていた
その結果、彼の中には「擬似二重人格」とでも呼ぶべき精神性が確立されており、災害や事故に直面した際発揮されるようになっている。「擬似」というのは本来の二重人格と異なり人格形成には至らずほぼ同一の気性として成立している為

具体的には冷徹さと行動力、思考速度の向上。感情や道徳・倫理に流されず、自分が為すべき事を素早く見出し、実行に移せるというもの。
必要とあればいかなる逸脱行為も許容し、サーヴァントの看過は元より自分自身も実践してみせる。――例えそれが、犯罪行為の類であったとしても

とまあ、いかにも危険人物っぽく書いてあるものの実際の所そこまで脅威には当たらない
何せ擬似とはいえ「二重」人格となっているように彼の本質は基本的に真面目な常識人、規範を旨とし犯罪を忌避し、『できれば』一線は越えたくないと考えている一般人なのである
実際普段の生活態度も絵に書いたような模範生であり、対人コミュニケーションも人並み程度に持ち合わせている
上記の精神性も本当に裏社会に生きる人間からすればごく当たり前の価値観に過ぎず、純一般人の自分ではとても及ばない(少なくとも当人は本気でそう考えている)

じゃあどこが脅威なのかというと、それはスイッチの切り替え方
起床・あるいは就寝時の際電灯を切り替えるように、ごく自然に、かつ何の躊躇いもなしにスイッチを切り替えられる
例えば目の前についさっきまで意気投合していた人間がいたとして、しかしその人間を排除せねば生き残れない状況に放り込まれた場合、彼はその人物を迷い無く排除するし排除できる
無論、心は痛むし自己嫌悪も抱く。だが「それはそれとして」「まずは自分が生きている事」を第一にする為、次の瞬間には後悔も絶望も振り切り突き進むのであった

聖杯にかける望みは無し
彼からすれば「過去の英雄・偉人を召喚し、魔術という知られざる秘術を振るう他の参加者達と戦う」これだけで満たされてしまっている為、これ以上聖杯に望みようがないから
強いて挙げるなら生活に困らない程度の金銭と、卒業後の安定した就職先。前者は賞金でほぼ満たせるし、後者は天下りっぽいというか将来的にろくな事にならない予感がするので今一つ乗り気になれない(常識人、というのはこの辺に出てる)

【令呪】

  • 最終更新:2018-04-02 23:50:02

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