錫久里亥狛

【名前】錫久里 亥狛(すずぐり いこま)
【年齢】17歳(精神年齢)
【性別】男
【属性】秩序・中庸
【身長・体重】185cm 82kg
【特技】肉体労働、かくれんぼ
【好きなもの】ジンギスカン、森林浴
【嫌いなもの】香水、悪目立ちすること
【天敵】乾 麒一郎、代行者の面々
【国籍】日本、興りは北欧の未開の森
【所属】無所属
【起源】遵奉
【魔術特性】地
【イメージカラー】錫色
【イメージBGM】「人狼の為の子守唄」
【神代回帰・編成】異常
【神代回帰・量】D
【神代回帰・質】B
【見た目】
学校指定の制服を着熟す勤倹力行な学徒。
日本人ばなれした大柄な体格と、虚を突かれると無表情で沈黙してしまう癖から意図せずして相手を怖がらせがち。
人狼としての肉体的特徴からか耳がやや尖っており、それを覆い隠す為にウルフカットでカムフラージュしている。

人狼形態では白銀の体毛を持つ大柄な『銀狼』となる。
幻想種としての位階は魔獣を超えた幻獣クラス、人狼の中でも特に旧い神秘を有している。
若い人狼である筈の彼が銀狼なのは極めて異例のケースであり、これは彼が先祖返りをした特異な個体である為。
【想定CV】小林親弘
【解説】
天涯孤独の高校生。誤解を招き易い星回りにあるからか学友に全く恵まれず、灰色の学生生活を送る。
地味だが真面目で心優しい性格。その体格に似合わず非常に繊細な気質であり、力と闘争心が強すぎるが故に社会に上手く適合できない自分に迷い悩む。

その正体は死徒より古い起源である人狼の生き残り。
魔力を嗅覚で察知し、動物的直感に優れ、本気を出した際の身体能力は人間の規格に収まるものではない。
また神秘はより古い神秘に敗北するという絶対規則から、人間が扱う大抵の魔術に抵抗(レジスト)する事が可能。
こと対魔術戦に於いては常にイニシアチブを取ることが出来るが、当然現代社会で生きる分には無用の長物。
「常に引金に手が掛かった状態で日常生活を送るようなもの」と当人は表現しており、ふとした拍子に人狼の力が暴走しないかと精神を磨り減らしながら人間社会に身を置く。

多大なストレスと疲弊を伴っているにも関わらず「普通の人間」として生きる事に拘り抜く様は最早妄執の域。
人間に対する憧憬の気持ちが大き過ぎるあまりに自分の人狼という種族的差異が赦せないでいる。

彼が人間に憧れるきっかけとなったのは、出身である北欧の山の麓でみた光景。
未曾有の大地震の影響で大規模な土砂崩れに見舞われた麓の街を物見遊山気分で観に行った人狼の目に映ったのは、人間という種族の力強さだった。
脆弱な種族でありながら、手を取り合い叱咤し合う事で大いなる脅威を乗り越えるその姿は、獣として不可解で、珍妙で────それでいてとても美しく視えたのだった。

聖杯に望む願いは「狼を捨て人間になる事」。別の種族への転生。
魔術や聖杯戦争の知識はやや疎く、魔術師と相対した経験も少なくないが一方的な戦闘が殆どの為あえて理解しようという気にはならなかったとの事。
【台詞】
「馬鹿げてると思った、でもただただ目が離せなかった。
………もっと、あの種族の事を、見ていたいと思った」

「気付いたんだ、人間の本質は決して『汚い泥』なんかじゃない。
人間は────皆、色とりどり(カラフル)だ。後ろ暗い黒もあれば、熱い赤も、冷たい青だってある。単色な人間なんて何処にも居ない。
絵の具が混ざれば汚い色になるように、そりゃあぱっと見泥みたいに映るよな。
でも違う。一つ一つ色を紐解けば、その全ては純粋で、綺麗なんだ」

「俺はもう勝手に人は汚いと決め付けて勝手に絶望したりなんかしない。
酸いも甘いも全部噛み砕いて、その上で憧れ続けてやる」

  • 最終更新:2021-10-31 16:20:53

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