過去語り

いつだったかは儂は憶えてない。ただ召喚されたのはそこそこ前だと感覚的に思う
そう、場所は確かパリ。その中の伏魔殿(ベルサイユ宮殿)に儂が召喚されたって話し。目覚めると百鬼夜行(うぞうむぞう)のサーヴァントが一斉に儂を囲っている訳よ?正直怒り(イライラ)が治らんかったわ。有象無象(どいつもこいつも)干しすぎた柿と同じ甘腐臭(オンナにおねつ)が漂ってて鼻が曲がりそうだったわい。
そしてその元締め(においのもと)が醜女……………マリーアントワネットって呼ばれてた女王(ガキ大将)よ。見るに耐えない腐臭(色気)が漂う醜女(巨乳)。まさしく霊基を歪められて英霊の尊厳を穢す妖怪の所業よ
……………腰布(スカート)に数字が書いてあった気がするのも気のせいじゃあないかもしれんな。ともあれ醜女は儂に色気(イライラの元)垂れ流しながら言ってくんのよ?私の仲間(オモチャ)にならないかとね。そんとき儂は思わず近くの無象(セイバー)座に送って剣持って突撃してやったさ。あんまりにも酷い(キレた)んでね。だがな、その時不思議な事が起きたんじゃ。醜女がその場で足を出してな?そのまま儂に突き出してきたんじゃ。儂はその動きを捉えきれずにそのまま転んだ。……………正の所驚愕(目が飛び出た)!だってよ?武の心得も知らぬ女(ガキ)だぜ?そんな醜女に儂は惑わされた……………途轍もなく歓喜(たのしー!)気分になったわ。だから儂はあの醜女をこの手で斬りたいんだ!儂にもまだまだ伸び代があると教えてくれたからな!まあそんなこんなで有象無象(カスども)を振り切って外に出たらびーびーとかいう一般革命兵に誘われてな?儂的にもこれ幸いと革命軍に入ったってわけよ
状況?革命軍(ウチ)の圧倒的不利だな。四面楚歌が可愛く見えるほどのレベルでな。そもそも革命軍(ウチ)に魔力を常時補給できるものがなくてな。宝具撃ったらそのまま消えるとかも多発したんだな。しかし王国軍(ガキども)は
聖杯(金の器)のせいでその縛り無いし、どんなに倒しても日毎に何十人も追加される。長い目で見ても儂らの敗北はほぼ決定的だな。勝ち目がないわけじゃない。リオンという都市にはなにやら強力な奴が封印されているとの噂も聞く。なんとかして開放できればいいのだがぴっかりさん(ルイ)がその土地を護っているせいで全く侵入できないのだよ

……………童、尊人、格上物、あんたらには儂は感謝しかない。あんたらはこの状況をうまく打開出来る可能性が高いからな。このまま王国軍が勝つとこの地は王の生贄となり、時代に綻びが出る。そうなると儂も修行ができないからな。改めて手を貸してくれ!

  • 最終更新:2019-03-17 03:30:07

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