謂綱刻葉

【名前】謂綱刻葉 いいづな ときわ
【年齢】14歳
【性別】女
【属性】中立・中庸
【身長・体重】152cm 46kg
【特技】期待に応える事
【好きなもの】自分以外
【嫌いなもの】自分
【国籍】日本
【所属】謂綱家
【起源】自罰
【魔術特性】火・風
【量・質】量 A 質 A++
【見た目】
色素の薄い赤髪と日本人離れした顔立ちが特徴的だが、これは魔術の研鑽の際に体質・骨格が変質した為。
全ては「期待に応えた」結果の産物。
【解説】
嘗ての魔術の大家「謂綱家」の子息にして、次期党首候補。謂綱詩譚の年の離れた実妹。
ここ数百年衰退の一途を辿る謂綱家に偶然産まれ落ちた秀才であり、幼くして次期当主候補と認められた魔術師。
自身の家が得意とする代償魔術に関して類い稀なる素質を有しており、順当に成長すれば魔術師として大成出来るとされている。
それでいて嫌味のない性格で、「不能な兄を代償に麒麟児が産まれた」と揶揄され常に肩身の狭い思いをする兄を思い遣る心優しい少女。

周囲の期待に応える事でしか自分自身の存在価値を認められない強迫観念に囚われている。
激痛の伴う魔術の研鑽に耐え骨格が軋む程の代償に苦しめられながらも文句の一つも零さないのは、単に「出来ない自分に生きる資格なんてない」と己の価値を極めて低く見積もっているからに他ならない。
聖杯戦争に参戦するとしても、本人の意思ではなく家の人間に望まれて参戦する可能性が高い。

代償魔術の一環で自身の髄液を摘出し、良質な魔術髄液として備蓄している。
他人の脊髄にこの薬品を投与すれば、平均的な魔術師相当分の魔術回路を短期間獲得する事が可能。
謂綱家は彼女や過去の傑物達の髄液を大量に保管しており、それらを用いて根源への到達を画策している。
なお、代償魔術の優劣は肉体を犠牲にした際の変換効率による。
通常の魔術師で4割程度だが彼女の場合9割を超える。こと代償魔術に関しては彼女は紛れもなく規格外の魔術師であるといえよう。

実兄との関係は極めて良好だが、それはあくまでも兄妹として。謂綱詩譚が彼女に抱いている恋心に気付く事はあり得ない。
そうでなくとも鈍感属性の持ち主であり、原因は間違いなく自身を卑下する気質に由来している。
「自分なんかが誰かに関心を持たれる筈がない」という大前提がある模様。

  • 最終更新:2020-04-04 09:25:35

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