【CLASS】アヴェンジャー
【真名】聖エウラリア〔オルタ〕
【性別】女性
【身長・体重】143cm・39kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
復讐者:B
自己回復(魔力):A
忘却補正:A+
【保有スキル】
最果ての加護:B
星の錨である聖槍の所持者へと自動的に付与されるスキル。
戦闘時においてのみ、魔力と幸運のパラメータが一時的にランクアップする。
本来の所持者ではないはずだが、聖杯の力によって強制的に槍を従えている。
刑死者の魂:A
権力に絡め取られ、惨たらしい死を迎えた者の魂。
自身を死に追いやった全てに対する復讐心が固定された精神スーパーアーマー状態。
【宝具】
『最果てにて輝ける槍(ロンゴ.ミニアド)』
ランク:A++ 種別:対城宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:900人
騎士王アルトリア・ペンドラゴンが所持する星の聖槍。
魔力によって大気を歪め、それを砲として放つ、薙ぎ払いの一撃。
聖杯の力によって十三の拘束、その半数を強制解放させるに至っている。
『円き刑場にて怨嗟を吼えよ(ラウンド・オブ・ハングドマンズ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
宝具により獲得した『十三の席からなる騎士王の円卓』が変質した者。
自身とこの宝具を触媒として「刑死、或いはそれに準じた死を遂げた者」を召喚し、それらを「騎士」として叙勲し、その身に相応しい罪行(ギフト)を授ける。
召喚可能な上限は12騎までだが、全てが宝具等を備えた完全なサーヴァントである。
『忌むべき数字(トレセ)』
ランク:E~A+++ 種別:対人宝具 レンジ:―― 最大捕捉:1人
ただの13歳の少女は、語り継がれる内に忌まわしき数字を刻まれた。自身に対する対人宝具。
『13』という数字に関連した宝具を1つ取得し、その宝具に準拠したクラスで現界する。また、そのクラスに適したスキルをいくつか取得する。
今回の召喚では『十三』の拘束を持つ聖槍と『十三』席の円卓を獲得した。
【解説】
信仰を捨てることを拒み、キリスト教徒迫害によって、わずか13歳でその生涯を閉じた聖人・聖エウラリア──を基盤とした反転存在。
サーヴァントとしての聖エウラリアは信仰心を守り抜き、他者を恨むことなく、守ることを望みとした。
しかし、アヴェンジャーは異なる。彼女の内側に存在するのは自身の死に対する憤り、そしてそれを許容した世界全てに対する復讐心のみ。
故に特異点において、彼女は宝具により呼び出したサーヴァントと共に可能な限りの悪逆と断罪に酔いしれている。
その正体は果たして……?
真名開放
【CLASS】アヴェンジャー
【真名】四月の愚者(エイプリル・フール)
【性別】女性
【身長・体重】143cm・39kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷C 魔力A 幸運E 宝具EX
【クラス別スキル】
復讐者:B
自己回復(魔力):A
忘却補正:A+
【保有スキル】
最果ての加護:B
星の錨である聖槍の所持者へと自動的に付与されるスキル。
戦闘時においてのみ、魔力と幸運のパラメータが一時的にランクアップする。
本来の所持者ではないはずだが、宝具の力によって強制的に槍を従えている。
刑死者の魂:A
権力に絡め取られ、惨たらしい死を迎えた者の魂。
自身を死に追いやった全てに対する復讐心が固定された精神スーパーアーマー状態。
【宝具】
『此処より新年は始まり、虚より真実は生まれ落ちる(エイプリル・フールズ)』
ランク:EX 種別:対民宝具 レンジ:― 最大捕捉:計測不可
世界中から信仰を得た『エイプリル・フール』が宝具と化したモノ。
霊長の意思によるバックアップを受けた彼女の嘘は必ず事実となって現照する。
霊基改変、空想具現化、固有結界、権能行使……本来であれば排斥を受けるであろう事象でさえ、彼女は口先一つで叶えることが出来る。実質的な願望器に等しい能力。
ただし、この宝具を使用した瞬間からきっちり24時間後に、この宝具によって発生した起こった被害は全て虚数事象として処理され、“何事もなかった”事になる。
それと同時に彼女の霊基は崩壊する。
【解説】
エイプリル・フールにまつわるエピソードに関わる13歳の少女。
その昔、ヨーロッパでは3/25日を新年とし、4月1日まで春の祭りを開催していたが1シャルル九世が1月1日を新年とする暦を採用した。
これに反発した人々が4月1日を「嘘の新年」とし、馬鹿騒ぎをはじめた。
しかし、シャルル九世はこの事態に対して非常に憤慨し、町で「嘘の新年」を祝っていた人々を逮捕し、片っ端から処刑してしまう。
処刑された人々の中には、まだ13歳だった少女までもが含まれていた。
フランスの人々はこの事件に非常にショックをこの事件を忘れない為に、その後も毎年4月1日になると盛大に「嘘の新年」を祝うようになっていった。
これがエイプリルフールの始まりである。
そして13歳という若さで処刑された少女への哀悼の意を表して、113年ごとに「嘘の嘘の新年」を祝い、その日を一日中全く嘘をついてはいけない日とするという風習も生まれた。
以上が彼女の出自にまつわるエピソードだが、しかしこれは事実として確証のとれないデタラメ、でっち上げの類であった。
電子の海、その虚構の記述から生まれた彼女は本来であれば幻霊にも満たない存在であっただろう。
しかし、『エイプリル・フール』という真実と虚偽の狭間を曖昧にする風習が彼女の薄れゆく存在を繋ぎ止めた。
聖エウラリアの名を騙ったのはその宝具が有用であったから、という点もあるだろうが、なにより「わずか13歳で処刑された少女」という共通点から何か感じ入るものがあったのかもしれない……。
【行動指針】
完全なる虚構になりきれず、かと言って事実でもない……曖昧模糊な彼女の中には確かに処刑の恐怖と痛みの記憶のみが残っていた。
自身の存在が嘘から生まれたのであれば、この苦痛も何もかもが他者の娯楽の為に付加されたものなのか。
少女は憤慨した。英霊として確立されず、世を揺蕩う存在でありながら、確かに怨みだけが霊基に灯った。
そして、運命の時が来る。聖杯が彼女という霊体を選んだのだ。
聖杯転臨により霊基を拡張した彼女はその宝具を用いて、一日限りの悪逆を企てる。
───其は虚構からの復讐。