景伏弦

【氏名】景伏弦/Gen Kagebuse
【性別】男性
【年齢】推定30〜40代
【出身】不明(本人は日系の東南アジア人と推測している)
【身長・体重】191cm・101kg
【肌色】白【髪色】黒と白のメッシュ【瞳色】金/赤
【外見・容姿】黒髪と白髪の入り交じった短髪をオールバックに纏めたワイルドな風貌の男。機能性を重視したジャケットとカーゴパンツに身を包む見るからに只者では無い雰囲気を醸し出す偉丈夫。
【令呪の位置】左目の周り。銃痕を意匠化したもの。
【属性】混沌・善
【魔術系統】重層魔術、強化、照準の魔眼
【魔術属性】地
【魔術回路】質:C 量:B 編成:正常
【所属】無し
【契約サーヴァント】アーチャー/パウサニアス

【魔術・特殊技能・特性など】
■重層魔術
 不可視の魔力を加工し全身に纏うように展開する魔術で、己の身を守る盾でありながら肉弾戦においては矛となる。
 結界術の亜種であり空間ではなく肉体に結界を纏う技術を魔術体系として洗練したもの。
 魔力の質を変えることで障壁の性質を変えることも可能。単純に硬いものから電気や熱を纏うもの、金属と同じ性質を持つもの、弾性や粘性、防音性や反射性を宿すものなど多種多様。
 同性質のものを重ねることも可能でその場合強度などは倍増する。
「一層(ファースト)」から「十二層(トゥエルブ)」まで重複可能で十二層重ねた状態で拳を叩きつける「多層展開(ブーストストライク)」と全身に障壁を纏うことで強化スーツのように用いる「多層転身(ブーストドライブ)」が切り札。鎧を纏い機関銃を振り回すさまはさながら某スロットのようである。
 魔術戦だけではなくCQC、射撃、狙撃も得意で奥の手は中国拳法。
 障壁は物理攻撃をほぼ通さないため戦場では負け知らず。
 ただし優れた魔術師の魔術を防げるほどではなく、凛のガンドで1枚破れるレベルの耐久力しかない。

■照準の魔眼
 右目に発現した赤い魔眼。直死の魔眼同様に視界内に特殊な映像を投影するタイプのもの。
 彼の目が映すのは射撃の際にガイドラインとなるもの。この魔眼の使用者は高性能のターゲットサイトを常時覗いているようなもので、射撃や狙撃の際に極めて高い安定感を与える。しかし、神秘的には最低ランクの代物であるため、この魔眼で劇的に戦闘力が向上することは無い。
 
【礼装・装備など】
 M249軽機関銃、スプリングフィールドM1903小銃、バレットM82対物砲、ベレッタM9A1を所有。
 いずれも弾倉に魔術的な加工が施されており、魔力を用いて弾丸を装填することが可能。弾切れという概念とは無縁の魔銃である。普段は小型化の術式をかけて持ち歩いている。

【人物像】
 各国で傭兵として活躍する「無国籍の兵士」
 魔術遣いの両親に育てられた戦災孤児。景伏という苗字も弦という名前も両親に与えられたもので国籍すら不明。(本人は日系の東南アジア人と推測している)
「不敗男(ノットルーザー)」「不死身男(アンデッドマン)」「人間戦車(ヒューマノイド・パンツァー)」と数々の名で呼ばれる。
 軍事社会、傭兵家業の間では半ば伝説として語られている男。
 筋骨隆々とした偉丈夫。常に物静かだがいかなる時も冷静沈着であり、素っ気ない態度とは裏腹に義に厚く面倒見もいい好漢。
 その人脈は銃器メーカーから傭兵、果てには軍関係者と幅広く、彼が一声かければ一つのPMC(民間軍事会社)が誕生するとさえ言われている。
 物静かといえば聞こえがいいが実際は口下手なだけで笑いもするし泣きもする。感情はあるが感情表現がひたすらに苦手な男。
 酒を飲むと素に戻るらしく普段と比較するとべらぼうに話しやすくなる。
 本人も自覚しているため腹を割って話す場所としての飲み会は好き。呼ばれるとほぼ確実に参加するし、なんなら自分から企画したりする。
 本人が心からはしゃげない性分ゆえに祭りや催し物で周りが騒いでるのを見るのが心から好き、そんな人。
 傭兵として経験豊富で、殺す殺されることに対して深い哲学を持ち合わせる男。
 それは『無抵抗な相手は殺さない』『「殺す」という言葉を軽々しく使わない』『殺す時はためらわない』―――そして『例え味方であれ誰であれ、敵に回ったのであれば容赦はしない』という極めてシビアで現実的なもの。
 人を殺すことにためらいがない故に、男は殺すということに対して誰よりも真摯である。
 既婚者であり、日本に暮らす妻と娘がいる。2人は彼の職業を知らず、海外を駆け回っていることから「一流企業に務める商社マン」として認識されている。本人も辻褄を合わせるために『仕事』に出かける時にはスーツを着込むが、めちゃくちゃに似合っていない。
 倫理的に殺人が間違っているということは理解しており、妻子を養う手段としてはよろしくないとも思っているため引退を考えている。
 戦場においては容赦も呵責もない一流の戦士だが、家庭においては子煩悩な愛妻家である。

イメージカラー:スチールグレイ
趣味:釣り、武器の手入れ、行列に並ぶ間の時間潰し
特技:喧嘩、戦闘、戦術考案、料理、発勁
好きな物:酒、煙草、鍛錬、娘、妻
嫌いな物:女に手を上げる男
天敵:少年兵

願い:自分が死ぬまでに妻子を何不自由することなく養えるだけの金。

一人称:俺
二人称:お前、あんた、てめえ
三人称:奴、あいつ

【セリフ】
「俺達は人を殺しても何も思わない人でなしだ―――だからこそ、殺すってことに真摯でなきゃならねえ。命を奪うってのはそういう事だ。
 つまりな……「殺す」なんて言葉は二度と使うんじゃねえ。「殺した」なら使っていいがな」

「殺すと思ったその時には、既に殺し終わってなきゃいけねえんだよ。俺達みたいなやつはな」

「―――俺が、お前の死だ」

「そりゃあお前、理由は簡単だ。俺は戦士でここは戦場、ついでに言えばお前さんは敵側の兵隊さんだ。出会っちまったなら殺すしかないだろうが」

「……子供を、爆弾にしやがったのか。お前は。
 ああもういい。もう喋るな。もうお前と話すことなんて何も無い。これ以上無駄に呼吸して二酸化炭素を増やすんじゃねえよアホめ」

「あーくそ! これだからガキはやりづれえ! まだ下の毛も生えてないようなやつが戦場に入り込むんじゃねえっつうの!」

「俺が聖杯戦争開くなら絶対参加者に年齢制限を設けてやる……!」



【参戦理由】
 物見遊山、あるいは暖機運転。ふざけた、あるいは舐めた理由にも見えるが彼にとっての聖杯戦争は「一風変わった戦場」でしか無い。
 そして彼が戦場で手を抜くということはありえないため、参戦理由に反して油断や慢心は一切無い。
 願いはあるが『まともな聖杯であることの方が少ない』ことを伝聞で聞いているため大した期待はしていない。

【サーヴァントへの態度】
 諸事情から触媒無しで召喚した結果『狩人』『人の姿をした獣』という共通点からパウサニアスを召喚する。
 殺すということに対して無頓着なパウサニアスに礼儀を教えようとしている。
 構図としては思春期の娘とそれに手を焼かされる父と言ったもの。ただし「人を殺すことに抵抗が無い」という根本的な価値観が合致しているため相性は悪くない。

【役どころ・コンセプトなど】
 洋画に出てくるムキムキのマッチョマン。CV大塚明夫が似合うキャラ。仕事とプライベートのオンオフが強い男。

【備考】
 平行世界においては蓮見古書堂と呼ばれる本屋兼魔術世界の何でも屋に務めている。
 モンスターパニックな幼女、元人類最後のマスター、アルティメット露出狂、ろくでなしヒーロー、雷属性のシスコンと癖が強すぎるメンバーの中で数少ない常識人。
 古書堂に置いては戦闘の指南役を務めている。ちなみに妻と娘には「本屋さんの店員」と説明しているとか。

  • 最終更新:2021-02-22 16:48:42

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