乾 麒一郎

【名前】乾 麒一郎(いぬい きいちろう)
【年齢】17歳
【性別】男性
【属性】中立・悪
【身長・体重】171cm 62kg
【特技】ジビエ料理、十種競技(デカスロン)
【好きなもの】ハンバーガー
【嫌いなもの】意味も無く根掘り葉掘り聞いてくる人
【天敵】謂綱詩譚
【国籍】日本
【所属】一般人/魔術使い
【起源】慚愧
【魔術属性】地
【量・質】量 D 質 D
【編成】異常(神聖に耐性なし)
【解説】
聖杯戦争の起きた街に居住する高校生。
魔術に縁の無い家系に生まれ育ち、単身赴任で長期間家に居ない両親の代わりに幼い妹の世話をする若き苦労人。
凡庸だが暖かい幸せを大事にするタイプ。
大それた野望や身を焦がす欲望に駆られる事は滅多になく、基本的に誰かを傷つける事のない人畜無害な草食系。
だが意外にも特技がアウトドアに偏重していたりと不思議な部分も多く、且つ其れを無闇に披露したがらない秘密主義な所がある。
座右の銘は「普通が一番」

正体はとある暗殺集団に凶器として育てられた、所謂『鉄砲玉』。
標的を確実に殺し、痕跡や背後にいる組織の存在を悟られる事無く自害する事を命じられた、「唯一度、誰かを殺す為だけに育てられた」人間。
16歳の時に養育施設である山奥から派遣され、標的である魔術師『乾』夫妻を殺害するも、是迄の自分の無意味さと誰かの命を奪う事の取り返しの付かなさを思い知り自害を断念。

以降経歴を詐称。『乾 麒一郎』という名を獲得し、元ターゲットの肉親である少女に暗示魔術を掛けて兄という立ち位置を振る舞い続けている。

偽者の家族関係とは言え妹に対する愛情は本物。現時点では彼女を全うに成人させる事が生き甲斐となっている。
その根底にあるのは『贖罪』。
彼女の親を殺害し人生を大きく変えてしまった事に対する負い目の気持ちが多分に含まれている。

戦闘力は決して高くなく、人間の領域を超える事はない。
然し『鉄砲玉』として鍛えられた通り、一回の戦闘に自分の力の全てを使い果たす戦闘術を会得している。
肉体の無意識的制限(リミッター)すら外し、骨格の限界を無視した徒手空拳。
極限まで突き詰めた殺人武術は小数点以下の確率で格上を倒す可能性を内包するが、一回の戦闘でほぼ確実に廃人化する。

【台詞】
「いやはや、今日も平和だ飯が美味い。なんなら妹が淹れてくれたお茶も最高、文句なしの昼下がりだと思うよ。
贅沢言うなれば期末試験の結果が軒並み赤点じゃなければもっと良かったんだけど、まあそれは些事というか運が悪かったってコトで一つ」

「酔生夢死、何も有意義な事もせずただ無闇に死んでいく。
……昔の俺がそれだよ。ただ人を殺めるだけの拳、その手に残ったのは取り返しの付かない後悔だけだ」

「せめて笑い泣きして欲しいんだ。
ただアイツが流す涙の理由を変えたくて────引鉄(ひきがね)なんかそれで充分だろ」

  • 最終更新:2020-11-14 23:58:11

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