セイバー
アキレウスと競い合ったエチオピアの王。
宝具は加護のない武器等を腐食させる血液であり、母である女神の寵愛も相まって総合した能力値は彼にも劣らない。
戦士としては苛烈だが、王としては寛大。
敵味方双方で使える強キャラ、アキレウスと似たような枠でランサー・バーサーカーの適性もあり。
朕は国家なり。世界屈指の知名度とギネス記録級の統治能力を誇るフランスの王様。
一人称は仏蘭西(ワタシ)・我(フランス)。太陽王の何相応しく太陽の如き苛烈さと温もりを兼ね備える。
こちらも強キャラ枠。近代のサーヴァントながら知名度の高さと可能性の光で神代の英霊にも劣らぬナポレオン枠
【NG被表現】フランスの否定
アーチャー
正体不明のオーストラリア産UMA。アボリジニやカンガルーなどに自在に変身できる。ブーメラン使えるアーチャー。
紳士的で丁寧な口調で話し、自身の正体を知ることを望むFakeジャックさん系統。
宝具は夜間は強くなるが、暴走してしまう『鮮血の伝承』や『神罰の野猪』みたいな怪物化。
大統領を暗殺した男。陰謀論により霊基が変質し、己の中の真実を見失った者。射撃や気配遮断などアサシンに近い戦い方を得意とする。
自身の真実を奪った世界の構造を怨んでいる系で、性能からして暗躍系ヒールな立ち回りが得意な感じ。
清少納言の兄。妹と同様に世俗に染まり、チャラ男と化している。
妹の無辜の怪物を引き受けたことで天狗化しており、能力も天狗礫といった異能となっている。
元々が野盗紛いの郎党なため、あくどい事も出来るし、妹のために奮戦する兄も出来るキャラ。
天狗の異能抜きの戦闘力はドマイナー且つ経歴もパッとしないので低めに見積もってもらえると助かる。
【NG被表現】清少納言を貶す、またそれを見逃すこと。
ランサー
エリザベート/カーミラの夫。黒騎士の異名を持ち、拷問器具に美を見出す倒錯者。
穿通の魔眼という超能力を保有しており、超能力者の例に漏れず独自の常識(チャンネル)も持っている。
願いはエリザベート・バートリーの救済。目的のために手を穢せるタイプなので悪役(ヒール)寄りかも。
【NG被表現】エリザベート以外との恋愛
『昆虫記』の作者。無辜の怪物の影響で昆虫化しているショタ(精神年齢は老成している)。
生態等の分析に長け、生前は反証を以て進化論を否定した経歴から矛盾した概念を突きつけ、概念宝具を瓦解させる宝具を持つ。
また昆虫の使役やエンチャントも可能。能力的にはむしろキャスター寄りのサポーター。
本人も教師を務めたこともある経歴上、自身が主役になるよりも他者を支えるのが得意な気質。
ライダー
中国の異種婚姻譚伝承に登場する蚕となった乙女。
冗談好きの変身ヒロインガール。見た目は完全に仮面ラ●ダー。
雄馬の皮を被ることで変身し、戦闘時には雄馬の走力に加えて蚕の糸を用いた立体機動など、少女の身にありながら高い近接戦闘能力を発揮する。
聖杯への願いは『自身の冗談によった生を狂わされた雄馬の救済』。
ゼウスに罰され、タルタロスに墜ちたギリシャ神話の罪人であり、ケンタウロス族の始祖。
子孫であるケンタウロス族の使役や火を用いたトラップで本能的に行動しつつ策謀も練れる下種野郎。
神代の人物なため基礎ステータスは高いが三騎士等には劣る。
起源が『背徳』と悪質であるため基本的には敵・悪役前提。
【NG被表現】裏や含みのない善人ムーブ。
キャスター
源氏物語読みたさに仏像を掘って願った平安が誇るオタクガール。
本来は晩年の姿で現れるはずだが、抑止力の導きにより源氏物語にどハマりしてた時期の姿でサーヴァント化している。いわゆる魔神セイバー的なオルタサーヴァント。
神話や伝説の英霊にも興味を示す他、源氏物語の布教も忘れないアクティブオタク。
戦闘面では源氏物語の写しを用いて、物語に由来する能力の使用や手製の仏像を使役するほか、切り札として幻想への否定による神秘キャンセル能力を持つ。
抑止力側のサーヴァントなため、世界がヤバい案件だったり、特異点だと活躍させやすいかも。
【NG被表現】物語を諦める、紫式部や源氏物語の否定
ブリテン島に及ばずとも神秘と深い関わりを持つ魔術都市・プラハの伝説的な女王。
西暦の時代に生まれたEXランクの千里眼の所有者にして民の裁定者。
千里眼を保有しているものの、見通せるのはプラハの未来のみなので聖杯戦争ではほとんど死にスキル。
戦闘ではプラハで研究が盛んな錬金術の行使や自身が建設に関わった最果ての塔の影が一つであるプラハ城の召喚など。
自分の思うがままにならない人間が大好きな弄れ者な一面を持つ。
【NG被表現】夫・プシェミスル以外との恋愛、人理やプラハを見捨てる
インテリギャルレズビアン。一人称は「あーし」。
可愛い女の子には声をかけるチャラ男のような性格だが、教育者の側面もあるため、悩めるものからの相談には真摯に応える。
戦闘手段はムーサ由来の神言魔術の行使。敵・味方どちらでも可。
本来正確な記述の少ないサッフォーが『同性愛者』として信仰されたことで昇華された『可能性の光』。
【NG被表現】異性愛
アサシン
ヴァイオリンの王と謳われたヴァイオリニスト ヤッシャ・ハイフェッツ……から派生した存在。
圧倒的な才覚で他者の才能を挫く『ハイフェッツ症候群』という概念の英霊化である。
卓越した技量を見せつけ、相手の心を揺るがし、折る系のアサシン。
地味に対マスター(魔術師)特化とかいうアサシンらしい性能。
根源に近しい位置にあり、やがて人類がそこに到達し、自身の才能を追い越すること信じている。
【NG被表現】他者を見下す。人類に失望する。
絶対殺さないマン。異端のハサン。
アサシンの癖に殺さないという縛り上、それ以外(拷問・脅迫・破壊工作など)はそこそこ出来る。
あくまでも信念として殺しを拒否してるので倫理観は暗殺者のそれであり、悪に手を染めることも厭わない。
暗殺指示されないならば巻き込まれ枠や黒幕枠のサーヴァント、どちらとしても対応可能。
【NG被表現】暗殺行為・歴代ハサンを蔑ろにする
バーサーカー
テーバイの王にしてスピンクス退治の英雄。
バーサーカーの状態では父を殺し、母と交わった咎人としての側面が強調されている。
スピンクスから継承した固有結界を利用した固有時制御によって高速戦闘が可能。また罪を重ねる事に強化できる。
ギリシャ神話・高速戦闘・踵に特徴を持つなどの要素からアキレウスと誤認させるミスリード展開も使える。
敵・味方どちらでも可だが、真名がバレると弱体化してしまう性質上、倒される前提の敵側として使いやすいと思われる。
ギリシャ神話における破滅と狂気を司る神格。地上に落とされた存在のため、女神でありながら通常召喚が可能。
他者に対する精神干渉の他、世界そのものを狂わせることで行為の幻術に似た現象を引き起こすこともできる。
神の思惑を超える人間の愚行を愛しており、それを見るために地上を掻き乱すことも、厭わない愉快犯。
宝具は自身の地上への落下を再現する、コロニー落としならぬ真体落とし。