リーヴァイ・オリヴァス・メルビレイ

【名前】リーヴァイ・オリヴァス・メルビレイ(リーヴァイ・“オルバウス”・メルビレイ)
【年齢】37歳
【性別】男性
【属性】秩序・悪
【身長・体重】182cm 71kg
【特技】培養
【好きなもの】ファッション
【嫌いなもの】不出来な妹
【国籍】イタリア
【所属】元魔術協会
【起源】綴命
【魔術属性】水
【量・質】量 B++ 質 B
【見た目】
「ピッティ・ウォモから来たの?」と言わんばかりの洒脱な雰囲気の伊達男。水の魔術属性を用いた防水・防塵術式を施しており、衣類が汚れるのを許さない。
【解説】
イタリアン・ファッションブランドの若きオーナーを務める富豪でありながら、魔術家系「オリヴァス」一族の7代目当主を担う魔術師。
一族の秘宝である礼装「神の肉」を作る酵母を持ち逃げした実妹を捜索する為に、「彼女が参加する」という情報を便りに極東の聖杯戦争に参加。

礼装を奪った妹に対する憎しみは一入で、彼女の関係者は軒並み排除する所存。
普段は紳士的で貴族然とした態度で他者と接するにも拘らず、妹の顔が歪む為ならば犠牲と手間は厭わない偏執的な一面を持つ。
また普段の態度もあくまで魔術師という立場を根拠とする自信から来るもの。要するに「周囲を当たり前の感覚で見下している」からに過ぎない。
好きなものはファッションで、特に明るい色を好む。
尚、御洒落の話になると会話が本当に止まらなくなる為不用意に服の話題をすると後悔する事となる。

オリヴァス、或いは「オルバウス」一族は代々「菌魔術」を専門としている。
粘菌や酵母等が有する「知能」に神秘を見出し、神代以前から存在する「知性」の大元を探究する事で「根源」に至ろうと模索する一族。

彼の場合は粘菌に魔術的改造を施した黒い魔獣「奇なる庇護者」を所持しており、戦闘時にはこれを用いる。
魔獣粘菌には彼の起源「綴命(ていめい)」が組み込まれている。
一度魔獣に捕縛されると立ち所に魂が同化され、身体ごと吸収されてしまう。
更に最終手段として彼自身に魔獣を纏わせる事で肉体を大幅に強化する事が出来る。この時身体は半不定形に近い性質を獲得し、新たな関節や魔力を感知する感覚器を生やす事が可能となる。
但しこの形態は粘菌の魂と混じり合う為些か「狂化」に近い状態になる。
属性も粘菌自身の「混沌・悪」へと変質し、呼称も「俺達(we)」となる。

粘菌魔獣「奇なる庇護者」
属性 混沌・悪 起源「綴命」
リーヴァイ・オリヴァス・メルビレイの起源「綴命」が組み込まれた魔術生命体。
何十億もの粘菌の魂を一つの総体として定義し、「命を綴る、繋ぐ」という命題を与え纏め上げる事で一つの生き物の様な挙動を可能とした。

数多の魂に命題を与えた事で、総体の起源すら「綴命」に変質している。
所有者の命令に従い挙動し、触れた生物の魂に干渉。粘菌と生物の魂の境界を曖昧にすることで命を綴る。

…実は所有者も知らぬ内に「綴命」の起源を覚醒させてしまっている。最早「全ての命を一つにする」という絶対目標を達成させる為の異生物(ヘテロジニアス)と化している。
主人の命令より起源の命題を優先させたいが、離反すれば死ぬ事を理解する知性は獲得している。
故に常時主人の命令を聞くが機会さえ有れば主人の魂すら取り込もうと虎視眈々と狙っている。

見た目は蠢くどす黒いヘドロ。
質量と体積を自在に操り、最大でワゴン車程度にまで膨張可能。
また一個一個は粘菌に過ぎない為小さな隙間から屋内に容易に侵入する。
更に腕や脚を生やし、其れを鞭の如くしならせて攻撃を行う。
弱点は火や消毒液、凶悪な魔獣と言えど根本は菌である為一般的に菌に有効な対処は有効。

「俺達とヒトつニなろウ、イノチ、ヲつなゴう。セ界を、ひトツに纏メル、ソレこソ、オれ達の、崇高なル、メ、イダイ」

【製作者】イコマの人

  • 最終更新:2018-08-19 21:35:08

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