ランドルフォ・ジャンマルコ・ペーリ

【名前】ランドルフォ・ジャンマルコ・ペーリ(リメイク)【性別・年齢】男性・40歳
【身長・体重】181cm・76kg
【国籍・出身】イタリア
【所属】放浪人
【趣味・特技】ナンパ、人生相談に乗る、バー巡り・マルチリンガル(伊、英、日。西語も少々)、人の警戒心を解く
【好きなもの】情熱(特に若者の)、美女、家族
【嫌いなもの】例の怪物、黒い犬
【外見的特徴】整った顎髭、ブラウンのジャケット
【解説】
自分の事を「オジサン」と称する男性。影魔術を扱う家系に生まれる。影魔術は神秘の薄いものである為地位は低かった。しかし魔術師の間では何かと役に立つ隠蔽や隠密などに長けていた事から、錬金術を修め、礼装や術具などを開発、販売する事で生活の足しにしていた。しかし、彼が影を用いた精神干渉魔術を編み出してからは根源へ至る兆しを見せていた。
転機は5年前。より精神の深みへ侵入する事を試みた際、触れてはならない領域に触れてしまったらしく、自身の影から正体不明の怪物を呼び寄せてしまう。怪物は暴れ回り、彼の目の前で家族を惨殺。その後は何故か彼の影に棲みつき命令に従うようになる。しかし、本人は家族の仇である怪物を許せず、どうにかしてコレを引き剥がして敵討ちをしようと計画している。
家族を失って以降は記憶を読み取って情報を得たり、暗示や精神干渉を用いて他者を操る、隠密を活かした暗殺などの汚れ仕事を請け負うようになる。
様々な国籍の女性と恋愛関係だった為、語学はなかなか堪能。
【人物】
おちゃらけた所のある人の良い中年。手品と称して隠蔽や発火魔術を用いたお遊びで人を楽しませる事が好き。様々な人の話を聞くことを好んでおり、行きつけのバーでは「相談おじさん」として親しまれている。特に美女には目が無く、隙あらば食事に誘ったり、悩み相談などを引き受ける。
また、始めて行く場所でのバー巡りやナンパ、写真撮影を趣味としている。本人曰く「目の保養と情報収集が一緒にできるなんて最高だろう?」との事。
しかし怪物の事になるとその人の良さは一変する。目的達成の為には殺人や洗脳、裏切りなどの非道な手段を辞さず、時に怪物自身さえも利用してのける魔術使いと化す。魔術使いとして行動する時の自身を『帽子屋』と称する。復讐に身を焦がし、非道を行う自分を「狂った帽子屋」として皮肉って。
しかし、彼に残った最後の良心。若者の熱意や希望、華々しい可能性に弱く、うっかり感動して手を貸してしまうこともある。
聖杯には勿論、例の怪物を消滅させることを願う。

・セリフサンプル
「はいはい、お仕事お仕事っと」
「どら、オジサンに任せなさい。えーっと、ここをこうして……」
「さて…………、オジサンも本気出しちゃうぜ」(怪物の使用)
「『深淵を覗く時、深淵もまたこちらを覗いている』ってね。ちょーっと刺激強いから、気をつけてネ」
「オジサンは勝率の高い方の味方だよ」
【回路の質・量・編成】B・D・正常
【魔術】
・影魔術
隠蔽や隠密、呪縛に長けた魔術。彼が影を「もう一人の己」と解釈した事により精神への干渉も可能となった。光源が無ければ使用できない。

また、代々光源の確保や資金捻出の為に錬金術を嗜んでいる。特に物品の魔術的加工が得意。戦闘では主に束縛や加工した武器を使用して立ち回る。
【礼装・武器】
彼が主に使用する物は以下
・魔術礼装 : 杖(代々伝わる礼装)、ライター(魔術用の光源&精神安定用)
・武器 : 暗器に改造した手品道具(極薄刃のトランプ、極細カーボンナノチューブ糸、投げナイフ、手のひらに隠れる大きさの単発式拳銃)

【怪物】
特徴・生態
全身は漆黒で、体格とシルエットは大型犬に似ている。五本の尾、六本の足、犬の様な顎と人間の様な歯並びを持つ。目らしき物は見当たらない。
尾は怪物の意思で数メートル伸縮し、金属の様に硬質化する。他者からのどんな攻撃もすり抜けてしまう不可思議な体を持つ。
弾丸の様な速さで動き回りながら尾で突き刺して動きを止め、獲物へ齧り付くのを好んでいるらしい。日の光などは影響がないようだが、呼び出すと暗い場所へ行きたがる。
そのほとんどが謎に包まれた、正体不明のバケモノ。知人に相談したところ"ジェヴォーダンの獣"と関係があるのではないかと言われたが、推測の域を出ず、ランドルフォもその正体などは最早どうでも良く思っている。
半ば強力な使い魔になっているが、ランドルフォにとっては憎悪の対象である為、滅多な事では使いたがらない。
戦士系サーヴァントであれば対処はそれ程難しくないが、マスターにとっては脅威。

ランドルフォ人生略図

28歳 結婚
29歳 娘が生まれる
30歳 妻からブランド品のライターを貰う
31歳 夫婦揃って、娘に読み聞かせを始める。
32歳 『マッチ売りの少女』を娘が気に入る。ある時「すぐ消えない火ならよかったのにね」と娘が呟く。
35歳 怪物に家族を殺される。復讐の為汚れ仕事をこなしながら怪物について調べ始める。
37歳 一向に怪物の排除が出来ず焦り出す
38歳 ふと、妻との記念日を「アレ」と呼んでしまった自分に気付きゾッとする。家族との思い出や記念品を掻き集める家族のことも、復讐心も忘れぬように決意する
39歳 娘の呟いた「すぐ消えない火」の事を思い出し、ライターを加工する。以降、このライターの火を見ながら一服する事が精神統一の儀式になる。同時に、愛しい家族を奪った怪物への復讐心を募らせる事にもなる

幕間の物語[#ua5bd793]


  • 最終更新:2019-01-06 22:29:09

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