ヤマトタケル・オルタ

【クラス】セイバー

【真名】ヤマトタケル・オルタ

【出展】古事記

【性別】男

【身長・体重】176cm・67kg

【属性】秩序・悪

【ステータス】筋力B 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運D 宝具A+

【クラス別スキル】
耐魔力A
騎乗B

【ユニークスキル】
ヤマトの勇士A
クマソ討伐をした時、クマソの王から与えられた称号が元となったスキル。対人戦闘ならばどんな相手であれステータスの不利を無視し、同格同士の戦いに持ち込むことができる。

征討A 
彼の戦いの逸話から。自身に対魔性、対神性特効を付与。

吾妻やA
愛する人を想う気持ちが元になったスキル。その気持ちはいかなる時も彼を奮い立たせると同時に、言いようもない後悔と懺悔を掻き立てる。戦闘続行付与+スター発生アップ+精神異常耐性ダウン(デメリット)

【武器】
宝具の剣、格闘

【宝具】
『神剣・草薙剣(しんけん・くさなぎのつるぎ)』
ランク:A 種別:対軍宝具 レンジ:1~500 最大捕捉:200人
倭比売命から授かった、スサノオノミコトがヤマタノオロチから取り出した宝剣。相模の国への遠征の際、敵に囲まれ、火攻めにあった日本武尊は火打ち石で火を起こして周囲の草を切り払うことで敵を退けた。この逸話から真名解放の後に剣を鞘から抜き、振るうことで炎の斬撃を仕掛ける。剣+炎の二撃必殺の宝具。但しあくまで『人』としての彼は草薙剣の本来の姿である『天叢雲剣』の力は発動出来ない。

『櫟の偽刀(やつめさすたち)』
ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1~50 最大捕捉:1人
出雲健を倒した時、倭建命はその太刀を偽物と入れ換えて騙し撃ちに近い方法で倒した。その逸話が昇華されたもので、真名解放した後、範囲内の敵が持つ武器による自分へのダメージを無効にする。但し宝具の真名解放は無効に出来ない。 

【解説】
古代日本における英雄、倭建命の別側面。この場合逸話に描かれる英雄的側面ではなく、兄を屠り、出雲健を卑怯な手段で倒すなどの暗い逸話が象徴された側面である。
やるべき事があって、やれる力があった。だからすべきことをした。本当はやりたくなかったけれども、国の為だ、家族の為だと思ってやった。喜んでくれると思った。
だが、父は自分を恐れて遠くへいかせる。危険な任務を与える。それらは全て成し遂げた。誉めてくれずとも、労いくらいはしてくれると思った。
だけど何もなかった。それどころか自分を殺そうとしてきた。何故だ、何故俺を認めてくれない―――!
唯一の理解者も失った彼には、『倭建命』は重すぎたのだ。『人』である彼には、とても―――。

あくまでも天皇、すなわち『神』の血筋の者としてではなく、その時代を生きた『人』としての側面。卑怯な手でも躊躇なく使い、家族の愛を得られなかったことを嘆き、強大な怪物を恐れ、愛する人を失ったことを嘆く。真の英雄は見返りなど求めないのだから。
そんな高潔さも、勇敢さも、英雄としての強さも無い―――ただの人間、倭男具那命(ヤマトオグナ)。それが今の彼だ。

【台詞例】
「倭建命だ。期待したような力を持ってないかもしれないが―――よろしく頼む」

「俺だって嫌だったさ!でもやるしかなかったんだ!だから―――!それが、あいつを追い詰めたんだ」

「ああ、やってやるさ!どんな手を使おうともなぁ!」

「ただの一言が欲しかったんだ。『よくやったな』って―――。それだけで俺は、『倭建命』を続けていられたのに…」

「マスター…。俺みたいになるなよ?遠いものを目指していると、すぐ近くの大切なものを失うことになるからな…」

「オトタチバナか…!そうか…そんな姿になろうとも、こんな俺のことを好きでいてくれるんだな。…ありがとう、俺の妻よ。次は必ず―――お前を守ってやる」

「宝具解放!お前らもろとも焼き払ってくれる!『神剣・草薙剣(しんけん・くさなぎのつるぎ)』!」


【製作者】
イオン化エネルギー


  • 最終更新:2020-02-22 08:32:47

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