ミナ・ジゼル・ユーツェゴヴィナ
【名前】ミナ・ジゼル・ユーツェゴヴィナ
【年齢】19歳
【性別】女
【属性】中立・中庸
【身長・体重】160cm 45kg
【特技】自己研鑽
【好きなもの】アタシ、カルボナーラ
【嫌いなもの】弱い女
【国籍】欧州
【所属】魔術 時計塔
【起源】二面性
【魔術属性】風
【量・質】量 B 質 B++
【解説】
黄金の夜明けの出現と同時期に隆盛を極めた魔術家系「ユーツェゴヴィナ」、その末裔である次期当主。
十七世紀由来の比較的歴史の浅い家系でありながら魔術回路の保有量は八百年級の大家に引けを取らない才覚の持ち主。
魔術家系の運営も盤石で、特にこれといって不満もない順風満帆な人生を送っている筈だったが、突如何も言わずに家を出奔。
極東の儀式『聖杯戦争』に単身参戦する。
聖杯戦争へ参戦した理由を『人生に充足感を得る為』と本人は語って憚らないが、主の目的は別にある模様。
陰気で黴臭い自家の魔術を毛嫌いしているが適性は歴代最高。
行使する魔術も義務的な努力だけでは到達し得ない領域に達しており、真に嫌悪している訳ではない事が伺える。
使用魔術は魂の影(プシュケー)の理論を基盤とした拘束魔術、所謂影踏みを多用する。
また魂の所在を自身の体から影像へと転写する事で肉体の損壊程度では生命機能を停止しない頑強さを獲得している。
性格は表面的には大胆かつ豪快、目的の為なら他人も自分も顧みない『強い女性』の様に見える。しかし身内や心を許した相手には保守的で自罰的な一面も垣間見せる。
軽度の躁鬱とも呼べる彼女の性格はユーツェゴヴィナ家特有の気質。
純情と浮気、被虐と加虐、遵法と破戒など相対する二面性を保有する者が多く、ミナもその例に漏れない。
魔術礼装『隠の王(カラギオージス)』
ユーツェゴヴィナの三大至宝の一つ。
ミナが聖杯戦争参戦の折に家から借りパクした因縁の品。
他者の影に隠遁し一定条件を満たすと魂を冥府へと問答無用で引き摺り込む限定機能を持つ魔影の猫だが、展開するだけで膨大な魔力を消費する為少々持て余し気味。
普段は古杖の中に潜んでおり、杖から伸びた影と相手の影を繋げる事で他者の影へと移動する。
【台詞】
「────好きよ、好き過ぎて大っ嫌い」
「ミナ・ジゼル・ユーツェゴヴィナよ。一時的にではあるけれど貴方の事は記憶に留めておくわね、ええと───」
「ハァーッ?バァーッかじゃないのっ!?アタシがアンタなんかに負ける訳ないでしょう!?百万回バトったって余裕で圧勝なんですけどーっ!」
「はぁ…アタシってば何でこう、愚かなのかしら。調子に乗って同じ失敗を繰り返すとかホント考えなし、愚の骨頂、生きる価値ナシ─────あ、なんかチョビッと死にたいかも」
- 最終更新:2019-03-16 10:59:38