ヘンリー八世

【真名】ヘンリー8世
【CLASS】バーサーカー
【属性】混沌・悪
【身長・体重】189cm(体高、尾は含めず) 420kg
【ステータス】
筋力 D 耐久 A+ 敏捷 D 魔力 A+ 幸運 B宝具 B
【クラス別スキル】
狂化 D
理性と引き換えにステータスを向上させる。耐久と魔力が向上しているが、言語機能が単純化し複雑な思考を長時間続ける事が困難となる。

【固有スキル】
カリスマ A→E
若い頃の姿で召喚された場合はAランク相当のカリスマを持つが、現在は狂戦士の役割を与えられた事に加え晩年の精神状態で召喚された為、嘗ての人を惹きつける魅力は失われている。
芸術審美 A
芸術作品、美術品への執着心。歴史・伝承における逸話を持つ宝具を目にした際、ほぼ確実に真名を看破出来る。
彼は王としての才覚のみならず芸術、スポーツ等幅広い才能に満ちていた。
暴食衝動 A
抑えられない食への欲求。英霊と化した場合魂喰いを欲する。
仮に魔力供給が充分でも欲求は治らず、要は悦楽としての食を求めている。

【宝具】
「乱暴な求愛(ラフ・ウォーイング)」
ランク C 種別 対人宝具 レンジ 1~5 最大補足 1人
女性一名に対し半ば強引に同盟関係を結び付ける契約宝具。同盟を結ばれた女性はバーサーカーを攻撃する事は出来ず、同時にバーサーカーが指定した人間を攻撃出来なくなる。
女性英霊に対しても有効であり、英霊が座に帰った時点で同盟関係は解消。次の女性英霊と同盟を結ぶ事が可能。

「掌中の悦楽、終幕の磊落(アイム・ヘンリー・エイツ・アイ・アム)」
ランク B 種別 対軍宝具 レンジ 1~25 最大補足 150人
バーサーカーの腐って弾けた末期の宝具化、自爆宝具。
死後数日放置され、体内に膨大なガスが溜まった結果、鉛の棺が開く程膨張し、ガスが漏れ出していたという。
ダメージを受ければ受ける程身体が膨れ上がり、自身の霊核が現界出来なくなった時点で破裂する。正にばくだんいわ。
最大直径5メートル近い肉玉から放たれる壊れた幻想は周囲に致死性の瘴気を振り撒く。
対策としては超遠距離からの射撃や対軍宝具による塵も残さぬ殲滅攻撃が有効。
【weapon】
竜種と化した結果、相応の戦闘力を有する様になった。特に脂肪の鎧は並大抵の攻撃を和らげてしまう。
身体中から英霊すら冒す猛毒を噴出し、太った蛇の様な尾を振り回し応戦する。

【解説】
元イングランド王にしてエリザベス女王の父。テューダー朝二代目君主であり稀代の悪王と呼ばれた男。
しかし元来悪王であった訳ではなく、即位当初は国民の期待を集める程若さと勇敢さ、そして芸術面での多角的な教養を兼ね備えていた。
現に即位してからは強い英国を築こうと王立海軍を設立したり、ウェールズ、イングランド、アイルランドを統合させ絶対王政を確立させた有能な王としての側面を持っていた。
だが気に入らない者は容赦なく殺し、人に対して優しさを持たない冷酷な男でもあったのだ。
国中に密偵を放ち、王に対する不満を話す者は即刻処罰を受けた。耳を切り落とされるか、火炙りか。なので王の現れる先々で人々は口を噤んだーーーー決して話題にしてはならない王、それがヘンリー8世だった。
気に入らない七万人もの国民を殺し、国庫を殺し、男を産めぬ妻達を殺した。
その所業が暴食に走らせたのか、大饗宴の日々。飽食の限りを尽くし、晩年は若い頃の面影もない巨漢と化したという。

今回の聖杯戦争では「腐竜王」と言われている。
腐竜王、と呼ばれる所以として生前過剰な肥満と不衛生により腐り果てた脚の腐敗を抑える為に「竜の血」を混ぜた軟膏を患部に塗りたくっていたという。
英霊として現界した際その影響が強く出たのか、生前とは大きく異なる姿となっている。
口は耳まで裂け、身体は生前より肥大化し、人間の胴回り程ある肉肉しい尾が生え、まるで老いた悪竜の如く。
当然彼にとって不本意極まりない容貌な為口にする事は禁物。指摘しようものなら生前の所業同様、火炙りか生首を橋の欄干から晒される末期になるだろう。
ーーージャバ・ザ・ハットとは言ってはいけない。

【余談】
ヘンリー8世と部下達が“1日”で消費した全食料
牛 11頭
豚 17頭
羊 6頭
鶏 450羽
鶴 6羽
鵞鳥 72羽
雲雀 647羽
孔雀 4羽
鳩 384羽
白鳥 15羽
林檎 1300個
梨 3000個
パン 3000斤

以上

【製作者】イコマの人

  • 最終更新:2018-08-19 21:42:52

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード