プロメテウス

【元ネタ】ギリシャ神話
【CLASS】バーサーカー
【真名】プロメテウス
【性別】男神
【身長・体重】180cm・45kg(内臓マイナス分、内臓足すと53kg)
【肌色】褐色 【髪色】灰色 【瞳色】橙色
【外見・容姿】白のヒマティオンと腰に巻かれた赤黒の包帯が特徴的な青年
【地域】ギリシャ
【年代】神代
【属性】混沌・中庸
【天地人属性】天
【ステータス】筋力:B 耐久:EX 敏捷:D 魔力:A 幸運:E 宝具:A+
【クラス別スキル】
・狂化:EX
 「狂戦士」のクラス特性。理性と引き換えに驚異的な暴力を所持者に宿すスキル。身体能力を強化するが、理性や技術・思考能力・言語機能を失う。また、現界のための魔力を大量に消費するようになる。
 召喚呪文に特定の一節を組み込むことでこのスキルを付与し、クラスを「狂戦士」に限定して召喚することが出来る。通常はあまり強くない英霊に付与することで、他の有名な英霊と渡り合えるようにする為に用いる。
 プロメテウスの場合一見するとまともに会話できるように見えるが、本質的には彼自身の思考が行動の全てを占めており、全く対話が成り立っていない。
 
【固有スキル】

・神性:A
 その体に神霊適性を持つかどうか、神性属性があるかないかの判定。ランクが高いほど、より物質的な神霊との混血とされる。より肉体的な忍耐力も強くなる。
 プロメテウスの場合、れっきとした神霊である為このランク。かつてはC相当にまで落ちていたが、ヘラクレスにより解放された事で返り咲いた。彼がヘラクレスを特別視する理由の一つである。

・怪力:B+
 魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。一定時間筋力のランクが一つ上がり、持続時間はランクによる。
 ティタン神の子である彼にもある程度ティタンの血が流れており、見かけによらずかなりの腕力を発揮する。
 
・未来予知:D-
 詳細不明。恐らくは未来を知るスキル。
 「先見の明を持つ者」の意味を持つ彼にとって、本来はAランク以上のスキルとなる筈なのだが自分の意志であえてこのランクに貶めている。
「最初から何もかも分かってしまったらつまらないだろう? せいぜい戦闘時の先読み程度で充分なのさ、この手のスキルは」

・叡智の腕:A-
 プロメテウスハンド。本来は宝具として顕現し得る権能だが、バーサーカークラスの彼はスキルの発現に留まっている。
 本来の能力は対象の解析・分解および再統合。だが、バーサーカーの時はその能力にも制限がかかり、対象の能力・弱点分析にとどまっている。
 上記の未来予知スキルと合わせ、専ら戦闘面にのみ行使されるのが定番。

【宝具】

『神々を嗤え払暁の火(プロメテウス・プロクス)』 
ランク:A+ 種別:対神宝具 レンジ:不明 最大捕捉:神霊、もしくは神性持ちの数だけ。

 神々の否定と人類への祝福を表したプロメテウスの宝具。
 本来は特定個人へのステータス・宝具強化と敵対者への幻惑を齎す補助・かく乱宝具だったのだが、バーサーカーのクラスで召喚された彼の場合、神霊および神性持ちに特化した攻撃宝具となる。
 火災旋風、バックドラフト、火砕流など火にまつわる様々な災害を具現化し、相手へと叩きつける。また彼が与えた火が戦争の元になったという逸話から、銃火器や火砲の類を武器として召喚・創造する事もできる。

この先特異点or異聞帯向け設定。一種のおまけのようなものです


【Weapon】
 人類に授けたとされる炎、その原典

【解説】
 ギリシャ神話に語られる男神にして、ティーターンの一柱。
 ヘルメスと並ぶギリシャ神話のトリックスターにして、文化英雄。
 ゼウスが人と神を区別しようとした際、巧みに偽装し人間により益のある肉や内臓を渡す等、神でありながら人類に深く肩入れしており、それ故にゼウスから目を付けられ後の極刑へと繋がった。
 神話においては凍える人類に火を与え、その文明を発展させたと語られているが…

正体について


【人物像】
 物腰柔らかな性格で、見た目は優しげな青年。
 諭すような喋り方と一歩引いた物腰が特徴で、マスターに対しても自分の意見はしっかり口にしつつ、その考えを尊重するというサーヴァントらしい姿勢を貫いている。
 
 ――が、それはあくまで仮初の姿。

 本質は混沌と破滅を厭わない破綻者であり、人類どころか神々にさえ一片の興味も持たない狂人。
 彼にとって世界とは一つの炎であり、いかに大きく、いかに輝かしく燃やし続ける以外の意味を見出さない。人類の営みも神々の支配も炎を構成する一要素と見做しており、自らの価値観に差し障るならば排除も全く躊躇わない。
 人類に肩入れしていたのも既に支配者として完成してしまった神々よりも、発展性や拡張性が高いと見出したが為。別に人類を愛している訳ではない。
 その行く末を見守る、という願いは何ら間違いではないのだが、それもあくまで現人類の事をまだ見限ってないからこそ。
 もしも人類の限界を見る日が来たらまた別の種族を生み出し、それに託そうとさえ考えている。

 本来の彼はもう少しまともな人格の持ち主だったのだが、狂化スキルによりそうした人格的情報が暴走。
 その結果機神だった頃の合理性・冷徹さが強化された形で復活してしまっており、上記の狂気的な一面が発現するに至った。


 マスターに対しては「願いがあるなら叶えるといい。ただし、君が僕を失望させなければだけどね」と基本的に尊重はしてくれるが、あくまで彼に見限られるまでの話であり、もし見限られた場合魔力供給源として最低限の自我を残した上で理性を破壊される。
 
 聖杯への願いは真体の復活。かつて有した機神としての姿を取り戻し、自ら見出した生命の行く末を見届ける事が彼の目的である。
 ――その果てに、彼が必要と看做したならば。機神としての権能、すなわち惑星再開発も厭わないだろう。

特技:嘘、詐術
好きなもの:人類、
嫌いなもの:ゼウス、その他神々全般
天敵:ゼウス
願い:人類の行く末を見守る事

【一人称】僕
【二人称】君、お前
【三人称】あれ、あいつ

【セリフ例】
「初めましてマスター。僕の名はプロメテウス。神代を否定し、君たち人類を祝福する者だ」
「火は素晴らしいだろう? 文明を大きく進歩させ、過去から未来に至るまであらゆる発明の礎となる力さ」
「何故人類に火を託したのか、だって? そんなの決まってるだろう。先の知れた完成品より、未来ある未完成品の方が面白そうだったからさ」
【因縁キャラクター】
・ゼウス
 生前騙したり極刑に処されたりした主神。
 騙した事は悪いと思っているし、拷問を受けた事も恨んでいないが主神に対する敬意などは微塵も抱いていない。一言で言うならばまさに『無関心』

「ん? ゼウス? ああ知ってるとも、オリュンポス十二神の頂点だろ? ――で、それが何か?」

・クラトス、ビアー
 自分に拷問した神々。ゼウスからの命令に従っただけと口では割り切ってるように言うが、内心では再開したら同じ仕打ちを与えてやろうと考えている。

「とりあえず内臓の照り焼きから始めようか。なあに僕だって耐えられたんだ、君らなら余裕だろ?」


・ヘラクレス
 恩人。磔にされていた自分を、不死を譲る事で解放してくれた大英雄。
 人間に愛着を持たない彼が唯一感情を向ける相手でもあり、今なお変わらない感謝と申し訳なさを抱いている。

「彼には本当に何も報いてやれなかった。ケイローンの事も、どうにかして片をつけたいと思っているのだが……」

・パンドラ
 神話においては妻とされる女性。
 型月世界ではその在り様自体大きく異なる為、実態は謎に包まれている。

【製作者】
火属性の人

  • 最終更新:2020-04-23 00:42:21

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード