フワワ

【CLASS】ルーラー
【真名】フワワ/Huwawa
【性別】女性
【身長・体重】137cm・33kg
【スリーサイズ】B74/W56/H72
【属性】中立・中庸

【設定担当】ゲルト&アーチャー

【ステータス】筋力- 耐久- 敏捷- 魔力- 幸運- 宝具EX

【保有スキル】
対魔力:EX
魔術に対する抵抗力。後述の宝具によりEXランクの対魔力スキルを持つ。ただし、打ち消すのではなく逸らすだけなので、広範囲の大魔術となると本人以外は助からないが、森などの自然への被害だけは除去可能。

真名看破:A
ルーラーのクラス別スキル。全てのサーヴァントの真名及びステータス情報が自動的に明かされる。彼女の場合は、後述のスキルにより直接遭遇しなくとも看破が可能。

神明裁決:A
ルーラーのクラス別スキル。命令やペナルティを執行するため、召喚された聖杯戦争に参加する全サーヴァントに使用可能で、絶対命令を下せる特殊な令呪を各サーヴァントごとに二画保有する。

変容:A++
能力値を一定の総合値から状況に応じて振り分け直す特殊スキル。最高ランクのA++で、全パラメーターをオールAにする事も可能。また、AからA+に上昇させる際には、2ランク分必要となる。

気配感知:A+
最高クラスの気配感知能力。大地を通じて遠距離の気配を察知することが可能であり、近距離ならば同ランクまでの【気配遮断】を無効化することができる。

神性:A+
ゼロから神に造られ、その後も神の手によって育成、祝福を得ているので高いランクを保持している。

森の賢智:A
森の守護者としてのスキル。大地と接続し、操作する事で武器として変形させる。地中にマナがある限り、全ての大地はフワワの武器となり、具足ともなる。また、周囲の地形が森である場合、自然は自動的にフワワの味方となり、オートで攻防をするようになる。

星の観測者:A+
フワワの特有スキル。全ての霊長(人間)の心と同調し、感情などを読み取る事ができる。上述の気配感知と合わせて使用する事で、喩え距離が離れてても同調可能。また、更に真名看破と合わせる事も可能。しかし、過度に使用すると、周囲からの悪性情報を取り込んでしまう危険性が含まれている。

【宝具】
生命よ、満開の万縁を(レバノン・ニプル)
・ランク:A
・種別:対陣宝具
・レンジ:1〜99
・最大補足:1000人
生前、自身の領域であったレバノン杉の森を魔力によって形成する宝具。陣内にいる限り、フワワの感知から逃れられず、敵意のある者に対して森が自動的に攻撃を加える。また、展開中は相手に弱体化の効果も与える。これは、森を害する侵入者として認識した星(ガイア)から放出される呪詛であり、これを回避するには神性を保持する天属性の者か、神造兵装を持つ必要がある。

惶懼なるや七天の光輝(メラム・ディンギル)
・ランク:A++
・種別:対人(自身)宝具
・レンジ:0
・最大補足:1人
フワワの持つ七つの光の鎧。カルナの持つ黄金の鎧の源流となったもので、強力無比な防御力を誇る。一つでも身につけていれば不死性を手にする事ができ、全てを装備すれば神々も殺せず、死の概念というものが無くなる。つまりは、この宝具を使用している限り、何者もフワワを殺す事は不可能となる。
また強力な防御力と同時に、敵に畏怖による恐怖と重圧を与え、継続的な防御力の低下を付与する。
生前はギルガメッシュが対価として出したもので鎧を脱ぎ捨てた故か、相手が同じものを提出すれば、強制的に脱がねばならなくなる。それか、後述する宝具を使用した場合、この宝具を放棄する。

天に星、地に花、海に命を(エヌマ・エリシュ)
・ランク:EX
・種別:対人宝具・対粛清宝具
・レンジ:0〜999
・最大捕捉:1000人
フワワの持つ星(ガイア)の抑止力を用いて発動する神造兵装。星全域のエネルギーを集め、その全てを知覚できる光に変換し、星を害する有りとあらゆる存在を抹消する。こちらは対粛清宝具としての機能であり、星への破壊行為に対して反応するものなので、全力で発動しようとも抑止力による介入は受けない。
この宝具には、対粛清とは違うもう一つの機能が存在する。“星の観測者”を用いて全人類の悪性情報を取り込み、それを攻撃手段へと転換して放出する。これは一種の呪いで、現在生存する人間の数だけ威力が増加し、当てられた者は膨大な悪性情報に精神と肉体が耐えられず自壊するか、膨大なエネルギーによって完全消滅する。対人宝具と種別されているが、レンジ内にいる一人一人に攻撃を分割させる事できる。しかし、代償に上述の「惶懼なるや七天の光輝」を破棄しなければならなくなり、消費する魔力も大地からではなく自らのものとなり、宝具名も「星に悪、花へ罰、命の業か(エヌマ・エリシュ)」に変わる。

【解説】
天候神エンリルによって生み出され、太陽神シャマシュによって育てられた怪物であり、森の守護者であり、エルキドゥの嘗ての友。
花冠を付けた無垢の少女のような容姿をしており、またその心も無垢な少女そのもの。
星(ガイア)を守る抑止力として神々に造られ、霊長の観察者としての役割を持っていた。同じく神々によって造られたエルキドゥとは友であったものの、シャムハトと出会い、人としての知性を得たことで袂を別つ事となる。
少女としての姿は、全ての人間と同調し、観測した結果“地球上で最も無垢な存在”の姿を模っただけに過ぎなかった。そして無垢な心も、別の表現をすれば残酷であり、中立であり、他者に感化されない人間性とは全く真逆のものと言えよう。
人間の心と同調できる故か、悪性情報を取り込み易く、時間が経過する程にその量は膨大になっていき、最後には悪性情報をばら撒く怪物に成り果てる。
人間性を手に入れ、人間と共にあった嘗ての友とは最早相容れず、“最古の英雄王”と“生ける神造兵装”との激闘の果てに滅ぼされた。
エルキドゥは嘆いた。彼女を解き放てなかった事に。もしも、フワワが人間性を手に入れ、星の抑止力、森の守護者の役割を放棄できていたら結末は違っていただろう。しかし、彼女は怪物に成り果てようとも、己の役割を投げ出す事だけはしなかった。
フワワがエルキドゥに残した後悔は、彼の霊基に深く刻まれ、英霊の座においても決して忘れる事はないだろう。

「————いつか、僕は君を助け出す」

本来なら召喚できない存在だが、何かしらのバグでルーラーとして現界。ルーラークラスは割と当てはまっており、彼女自身に願望はなく、また他者の感情に左右されない完全な中立。役割上、関係のない者を巻き込めば罰するが、そこにフワワの感情は微塵もない。ただし、無辜の動物を傷つければ問答無用で罰する。
余談だが、見た目幼女の割に発育はかなり良い。

  • 最終更新:2018-07-05 01:52:05

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