フェレンツ2世【憤怒】

【CLASS】ランサー
【大罪】憤怒
【性別】男性
【身長・体重】190cm・80kg
【属性】混沌・悪
【ステータス】筋力B 耐久C 敏捷B 魔力C 幸運D 宝具B
【クラス別スキル】
対魔力:C
 第二節以下の詠唱による魔術を無効化する。
 大魔術、儀礼呪法など大掛かりな魔術は防げない。

【固有スキル】
穿痛の魔眼:―(C)
 所謂、サイコキネシスの一種。
 武器や自身の手を使うことなく他者に尖ったもので刺されたかのような傷と痛みを与える。
 異能としては凡庸で対象に致命的なダメージを与える域には届いていない。
 宝具発動時を除き、基本的に使用を禁じている。

拷問技術:A
 卓越した拷問技術。
 拷問器具を使ったダメージにプラス補正がかかる。

軍略:C
 一対一の戦闘ではなく、多人数を動員した戦場における戦術的直感力。
 自らの対軍宝具の行使や、逆に相手の対軍宝具に対処する場合に有利な補正が与えられる。

大罪刻印・憤怒:C+
何かがこのサーヴァントの逆鱗に触れた際に思考を怒りに支配される。(行動制限)限定的な狂化。
ランサーは妻であるエリザベートことを蔑まれると相手に憎悪に近い憤怒を抱く。



【宝具】
『残酷騎士(フィレレン・フェケテ・ヴィーグ)』
ランク:B 種別:対人宝具(自身) レンジ:1 最大捕捉:1人
 優秀な武人であり、また敵に対しては極めて残酷であったとされるランサーの真価。
 その正体は「言語ではなく『痛み』によって他者と繋がる常識(チャンネル)」への切り替え。
 即ち、その状態での彼にとっての戦闘とは他者に痛みを与えることで自身の意思を伝えんとするコミュニケーション手段に過ぎない。
 殺気に対する探知能力や害意に対する防御能力の無効化、他者から与えられる痛みによって相手の内情を察する能力などの恩恵を得るが、使用すれば再度切り替えるまではマスターであっても、彼と意思疎通することは叶わない………


『杭識・穿痛の魔眼』
ランク:EX 種別:対人宝具 レンジ:1~999 最大捕捉:1人
本来は凡庸である穿痛の魔眼と宝具残酷騎士、串刺し公ヴラド三世に憧れていたこと、そしてなより大罪刻印・憤怒が合わさった結果穿痛の魔眼が宝具の域まで昇華されたもの。
魔眼で捉えたものに『杭で穿たれたような傷と痛み』を与える。見たものにダメージを与えるのではなく見たものに傷を与えるものであるため防御や加護に関係なく通る。
大罪刻印・憤怒によって強化された穿痛の魔眼をもって相手に妻への想いを分からせるためのものである。



【解説】
ハンガリー出身の貴族。かのエリザベート・バートリーの夫。
優秀な武人でもあり、敵対する者に対しては苛烈を極め、「黒騎士」の異名で恐れられた。
後に大量虐殺者として名を残す妻であるエリザベートに拷問を教えたのは彼であるとも言われている。

実は生まれながらに魔眼と「言語ではなく『痛み』によって他者と繋がる常識(チャンネル)」を得てしまった超能力者。
他者を傷つけることでしかコミュニケーションを取ることが出来ないというその忌まわしい常識を彼は自身の意思で封じ込めた。
しかし、皮肉なことに彼は優れた武の才覚を持っていたために戦場に出ることとなり、多くの敵を傷つけるという機会を得てしまう。封じ込めたはずの常識は敵を討ち、手柄を挙げる事に彼を内側から侵食し、苦悩させることとなる。
拷問器具にのめり込んだのもその影響だろう。せめて魔眼だけでも封じんとする為に彼はそれ以外の凶器について知ることにしたのだ。そして惚れ込んだ……他者を傷つける為に生まれた物は人として生まれ人を傷つける機能を持ったただけの己などよりもよほど美しく見えた。
戦場で人を討ち、人を傷つける拷問器具について学ぶという悍ましい日々を過ごしていた彼に転機が訪れる。
令嬢エリザベート・バートリーとの婚約。その日、男は運命に出会った。
──初めて拷問器具以外のモノを美しいと感じた
バートリーの血族には感情の起伏が激しい者が多いと聞かされていたが、彼女もその例にもれなかった。
しかし、苦悩を抱えながらもあくまでも気丈に教養のある令嬢として振る舞う少女に男は恋をした。


彼女との出会いが彼の人生を変えた。己などよりも強い苦悩を抱えていた彼女が共にいてくれたから、己は道を踏み外すことはなかった。遠征に行く機会も多く彼女と共に居れない時間は長かったがそれでも彼女を思えばこそ乗り越えられた。

──だが、己にエリザベートを救うことは出来なかった。
誰よりも痛みによる繋がりと拷問器具の美しさを知っていた彼は苦悩する妻の気を晴らさせる思いで拷問器具を授けた。──それが全ての過ちに通じるとも知らずに……

かくして、彼が苛烈でありながらも英雄として語られる傍らで、彼の妻は血の伯爵夫人、吸血鬼として後世に名を残した。
彼の願いは「妻の不名誉を取り消すこと」。全ての責は己にある。ヒトデナシとして罵られるべきは己であると、彼は慚愧の念を口にして憚らない。

  • 最終更新:2018-07-22 07:21:11

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