ビーア・カルロフ・ドニア

【真名】ビーア・カルロフ・ドニア
【元ネタ】史実・フリースラント
【CLASS】バーサーカー
【性別】男
【身長・体重】238㎝・200㎏
【属性】秩序・狂
好きなもの:自然、土いじり、ささやかな家庭
嫌いなもの:無意味に力を振るう行為、害獣
【ステータス】筋力 A++ 耐久 A 敏捷 B 魔力 E 幸運 E 宝具 D
【クラス別スキル】
狂化:A+
全ステータスをランクアップさせるが理性の大半を奪われてしまう。
同郷の者に相対した際に限り幸運判定を行い、成功した場合暴走が自制される。
【固有スキル】
勇猛:A
威圧、混乱、幻惑といった精神干渉を無効化し、敵に与える格闘ダメージを国情させる。
ただし狂化により無効化されている。

嵐の航海者:C(E相当)
船と認識されるものを駆る才能。軍略、カリスマの効果も兼ね備えた複合スキル。
生来から持つ素養な為、無効化はされていないが、狂化によって著しく弱体化してしまっている。

不屈の意志:B‐
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意志。肉体的。精神的なダメージに耐性を持つ。
ただしバーサーカーの場合生前の死因の所為か病気に対して些か耐性が弱い。
【宝具】
『黒く赫う喎蘭の十字架(ヅァルト・ホープ)』
ランク:D 種別:対人宝具 レンジ:‐ 最大補足:‐
兵士や傭兵、それに類する存在に対して作用する報復宝具。ささやかで温もりに満ちた日常を突如穢された男の憤怒が生み出した、人の臨界点を超えた力。
高ランクの狂化による認識障害で有効範囲が極端に広くなっており、最早目に見える全てに作動する。
この宝具により人の身では到達し得ない膂力を獲得。途方も無い怪腕から振われる攻撃は、英霊とて一溜まりもない。

『民選り別つ試金石(フリースラント・シボレス)』
ランク:D 種別:対軍宝具 レンジ:1~5 最大補足:50人
狂戦士が度々問い掛ける対間諜宝具。
狂戦士の問い掛けに何らかの反応を示した人物に敵意が有るのかを天啓の如き第六感により判定する。ちなみに正答率は9割を超えるが確実ではない。
一度敵認定された場合変装、魅了、隠蔽などの宝具やスキルは強制的に解除され、それ以降狂戦士に対する精神干渉は無効化される。

【weapon】
自分の身の丈程の両刃剣。彼の剣は現存しており、長さは2メートルを超える。
【解説】
15世紀に実在したフリースラントのウォーロード(軍閥)。およそ4000人にもなる反乱軍「黒党」を指揮した自由戦士であり、海賊である。
2メートルを超える巨躯からついたあだ名は「巨大なビーア」。
元々は朗らかでユーモアに溢れるただの農民だったが、1515年に性質の悪いオランダの傭兵部隊「ランツクネヒト」連隊により妻が無残に殺され、さらに自分の村も焼き払われた事で彼は伝説的な復讐鬼へと変貌した。

伝説的な自由戦士になってからは略奪の限りを尽くし、オランダ人やサク○ン人をシボレスにより選定しては彼自ら敵(と見做した人)を殺戮して回った。
「バター、パン、そして緑のチーズと言ってみろ。正しく発音出来ない奴は本物のフリジア人じゃない」
という発言は有名。
14世紀~15世紀。「領主なきフリースラント」と言われ数々の私的権力組織が跋扈し絶え間ない争いが繰り広げられるフリースラントの中に於いて「オランダ人の十字架」と恐れられる程に暴れ回った彼だったが、
結局1519年には体調を崩してしまい、再び前線に立つ事無くこの世を去った。

彼の怪力の逸話は枚挙に暇が無く、「親指と人差し指で硬貨を曲げた」「500kgもの馬を肩に担いだ」「長さ2.2m、約7kgの剣を持ち一振りで複数の敵の頭を落とした」などがある。
上記でも示したが彼が使ったとされる剣は実存しており、現在フリース博物館に展示されている。逸話通りの人の丈を優に超える化物剣である。
【人物】
バーサーカーの他にセイバー、ライダー、アサシン、そしてアヴェンジャーの適性を有する。
高ランクの狂化により怒りに身を任せる猛獣の如き何か。
ただし自分の敵かどうかを選定する時だけ素の表情になり、傍から見るとその時だけ狂化が掛かって無いように見える。
そして自身の敵ではないと一度認定すれば決して傷つけようとはしない。
狂化がかかってない状態は心穏やかな農夫としての一面があり、武人一辺倒でもない。
森や田舎に放つと心なし大人しい気がする、緑と穏やかな温もりを愛する巨人。

【製作者】イコマの人

  • 最終更新:2018-08-19 21:42:11

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