ハドリアヌス

【CLASS】アーチャー
【真名】ハドリアヌス
【マスター】
【性別】女性
【身長・体重】155cm・42kg
【属性】混沌・善
【ステータス】
筋力C 耐久B+ 敏捷B 魔力B 幸運B 宝具A+
【クラス別スキル】
対魔力:B
 魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
 大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい。

単独行動:B
 マスターからの魔力供給を断ってもしばらくは自立できる能力。
 ランクBならば、マスターを失っても二日間現界可能。
【保有スキル】
頑健:A+
体力の豊富さ、疲れにくさ、丈夫な身体を持っている事などを表すスキル。
頑健スキルは対毒を含み、耐久力を向上させる。

皇帝特権:A+
 本来持ち得ないスキルも、本人が主張する事で短期間だけ獲得できる。
 該当するスキルは騎乗、剣術、芸術、カリスマ、軍略、等。
 ランクがA以上の場合、肉体面での負荷(神性など)すら獲得する。

友誼の証明:A
敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の戦意をある程度抑制し、話し合いに持ち込むことが出来る。
聖杯戦争においては、一時的な同盟を組む時に有利な判定を得る。
【宝具】
『熾天降する大廟城(カステル・サンタンジェロ)』
ランク:A+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~99 最大捕捉:3000人
ハドリアヌスが生前建築させた自身の大霊廟。
後の16世紀前期に神聖ローマ帝国からの侵略による包囲に抵抗する為の軍事要塞や牢獄、避難所として利用された。
城の頂上に設置されたハドリアヌスが戦車を引く像は太陽を象徴し、燃え盛る像を象ったエネルギーを投射し、同じく頂上に設置されている大天使ミカエルの像はその鞘に収めた剣を抜き放ち、巨大な光剣を造りだし、その刃で敵を焼き払う。
この光剣は590年にペストが大流行した際に時の教皇であるグレゴリウス一世が剣を掲げたミカエル像が剣を鞘に収めた様を見た直後ペストが終結した逸話から、魔性や悪性、不浄なモノを相手にした場合には威力増強・鎮静浄化する。
また、城内には10体の天使像が巡回している。

『悠久なりし千年城壁(グローリア・リメス・ムエニア)』
ランク:B++
種別:結界宝具
レンジ:1~40
最大捕捉:300人
アーチャーが生前建築した城壁。
存命していた二世紀から遥か未来の十七世紀まで使用され続けた規格外の代物。
ローマ帝国という1つの世界を守り通したことで概念にまで昇華された概念防壁。
発動と同時に敵を城壁の外に弾き出し物理魔術問わずに外界干渉を遮断する。
防御耐久値に上限は無く、この世にローマが存在し続ける限り決して崩壊することのない世界の守り。
この宝具を打ち破るとするのなら世界崩壊(ワールドエンド)クラスの攻撃か、ローマ帝国が存在する以前の時代に飛ばすより他はない。
伝承において最も硬い神鉱石“オリハルコン”によって造られた対粛清防御も併せ持つ世界(ローマ)の防壁である。

『望郷の箱庭庭園(ヴィッラ・アドリアーナ)』
ランク:A+ 種別:結界宝具 レンジ:1~2 最大捕捉:15000人
ハドリアヌスが生前建築させた大規模な別荘地。そのミニチュア版。
真名を解放する事で、任意の相手と自分をミニチュア内の結界へと取り込む事ができる。
このミニチュアはハドリアヌスがその思い出を元に旅をした各地を詰め込んだ一種の“世界”であり、個々の区画ごとに別種の陣地効果を発生させる。

【weapon】
無名:弓矢

【一人称】通常時は私(ローマ)、皇帝としての仮面が外れ、ハドリアヌス個人としての素を出す時にはアタシ
【二人称】アナタ
【三人称】アイツ

【概略】
第14代ローマ皇帝プブリウス・アエリウス・トラヤヌス・ハドリアヌス。

前皇帝トラヤヌスが広げた最大版図を二度巡り、防壁の構築、ローマ国内の統一、官僚制度の確立と行政制度の整備、法制度における改革と数多の業績を叩き出した。
ローマの統一には平和が不可欠という考えなど真っ当な部分があるとはいえ、極度の同性愛者という性癖が玉にキズ。

ローマの恒久的平和を抱きながら現実主義を重んじており、従兄である前帝トラヤヌスの盤図を視察し、混乱状態であるローマ国内の内政整備が優先だと判断したのなら手に負えない領地を切り離すという大胆さをあわせ持つ。
トラヤヌスのことには苦手意識を抱いている。といってもあくまでハドリアヌスが一方的に負い目を抱いているだけで兄妹間が険悪という訳ではない。
皇帝の座にのしあがった手段がトラヤヌスの妻皇后プロティナを籠落し自らを支持させるという物だったこともある。

そんな内外問わずに業績を叩き出し、国に貢献していた彼女にも陰りが見え始める。
国民王族共に贅沢三昧を続けてきた結果、国の資金庫は当の昔に底を尽きかけ、赤字寸前、質素倹約を目的として国民に触れを出すも大反発を食らい、元々元老院にも嫌われていた彼女は完全に孤立する。
そして最も寵愛を注いでいたアンティノウスの死を境にただでさえ繊細だった精神に止めをさされ、被害妄想と人間不審に取り憑かれたハドリアヌスの政治手腕に悪手が目立ち始め、幾度も自害を図る迄になり、最期には体調を崩し、病に臥せることになる。

ーーーしかし死の直前、賢帝は最後の輝きを見せる。自身の後継者の指名に加え、三代先の皇帝までの人事配置を指名し、その後数十年に渡る帝国の繁栄を約束したのである。

美と芸術、民とローマの平和を愛した現実主義者。傲岸不遜であるが、これは自分を鼓舞する虚勢であり、本質は精神的に脆く暗いネガティブ思考。
バイではなく、レズ。
男性でも恋愛感情を抱く可能性も無くはないが限りなく低い。というのも男性に求める基準が最愛の兄トラヤヌスレベルであるため。

Q.つまりどういうこと?
A.元々レズっけのあっただけのブラコンだったけど兄の盤図拡大を見て兄が死んだら誰が皇帝の地位に就いてもローマに先は無いと気づき、策謀で皇帝の座に居座った結果、ブラコン拗らせて同性に逃避したら女体に完堕ちした。(ついでにあの時代には兄に盲信する狂信者しか居なかったた為自分以外が就いたら兄の方針引き継ぎは目に見えていた)

同性に異常なまでに食い付きがよく、特に年下でオカンがストライクゾーン。その様は肉を前にした肉食獣、セクハラするオッサンさながらである。
ストライクゾーンど真ん中であればまず皇帝特権で気配遮断獲得からのセクハラ行為に走る。そうでなくとも走るだろう。

聖杯にかける願いは「現世でアンティノウスともう一度幸せな生活を送りたい(ついでにハレムも作りたい)」
しかし、例えば人理焼却中のガバガバな人事配置等を見るとつい口を出したり気がついたら管理職の仕事している骨の髄まで染み付いた社畜である為、やはり仕事からは解放されない運命である。

黄金色のツインテールの髪をした赤を基調とした衣服と金の軽装鎧に身を包む少女。

アーチャークラスの理由は、咎められるほど狩りに熱中していた逸話から。引いては弓の腕も上手いと見えた。

CV:竹達彩奈

【他クラス適性、変化傾向】
アヴェンジャー
外的要因によるオルタナティブ。

  • 最終更新:2020-04-23 11:43:24

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード