ティピュス

【CLASS】ライダー
【真名】ティピュス
【出典】ギリシア神話
【性別】女性
【身長・体重】163cm・48kg
【属性】秩序・善
【ステータス】
自己申告によるもの……筋力D 耐久C 敏捷C+ 魔力E 幸運B+ 宝具A
実ステータス……筋力C 耐久B 敏捷A 魔力C 幸運B+ 宝具A
【クラス別スキル】
対魔力:B
魔術発動における詠唱が三節以下のものを無効化する。
大魔術、儀礼呪法等を以ってしても、傷つけるのは難しい
騎乗:A
騎乗の才能。幻獣・神獣ランクを除く全ての獣、乗り物を自在に操れる。特に船に対する能力が極まっており、船あるいはそれに由来する宝具であれば真名開放も可能。

【固有スキル】
嵐の航海者:A
船と認識されるものを駆る才能。集団のリーダーとしての能力も必要となるため、軍略、カリスマの効果も兼ね備えた特殊スキル。ただしライダーは自身にリーダーの素質は無いと思っているため軍略、カリスマの効果は有していない。

アテナの選定:A
女神アテナ直々にアルゴー号の操舵手に選ばれたことから獲得したスキル。本来はイアソンを慮って低下させているステータスを本来のものに戻す。

死なずの羅針:A
航海半ばに死したことを悔やんだことで手にしたスキル。今後の「指針」を明確にしている場合のみ使用可能で、1回の戦闘につき1度まで霊核の破損を無視して行動出来る。

【宝具】
遥かなる栄光の航路(オドス・アルゴー)
ランク:C  種別:対軍宝具 レンジ:1〜10 最大補足:50人
かつてライダーが操ったアルゴー号の限定召喚。
真名開放によってアルゴー号の航海を限定的に再現し、その軌跡にある障害物全てを跳ね除け駆逐し引き潰す。
「かつてのアルゴー号が進んだ航路を再現するのだから、その進路に障害物があっても妨害されることは無い」という理屈からあらゆる加護・あらゆる守りを突破する。
対象の拠点や城壁、城塞などを進路に置くことで神代のものであろうとも突破可能なアルゴー号の出陣。

【Wepon】
『無銘・斧』
父ポルバースが大蛇の首を断ったとされる斧。

【解説】
アルゴー船の操舵手。
ロードス島の大蛇を討伐した逸話を持つポルバースとヒュルミーネーの子で、アルゴノーツの一員。
航海術に優れており、その腕前は女神アテナ直々にアルゴノーツに推薦するほど。
アルゴノーツがマリアンデューノス人の王リュコスのもとを訪れたとき、予言者イドモーンがイノシシに襲われて死んだ。
イドモーンを埋葬した日にティーピュスも急な病気で死んだといわれる。
ティーピュスの死後、アルゴー号の操舵手はアンカイオスが務めることになった。

【人物】
白いフードを被った小柄な体躯の人物。
アルゴー船搭乗時のメディアの次に背が低く高い声をした成長期の少年……と思えるが、その実態は女性である……ただしその事実はアルゴノーツの誰にも知られていない。
理知的で聡明、物腰柔らかで誰にでも丁寧に接する。
イアソンを公私において支える秘書のような人物。
イアソンに対しては「私の英雄」「偉大なる船長」と敬愛しており、自身よりステータスの低い彼の面子を考えステータスを低く申告しているほど。
イアソンの宝具『天上引き裂きし煌々の船(アストラプスィテ・アルゴー)』でも、いかなる状況下においても彼女だけは必ず召喚に応じる。
男性と伝えられているのは、舵取りに置いてはギリシャ随一の腕を持つ彼女であっても万夫不当の猛者達が集う英雄達の前ではその性別をあかせなかったからである。
その理由は彼女の家庭環境にある。
彼女の父はロードス島の大蛇を倒した英雄であった。
ただしその子供達は功績らしき功績を残さぬ凡夫達であった。
その事実に憤慨した父ポルバースはティピュスに英才教育を施した。
寝る間を惜しみ、常人なら過労によって自殺するかショック死するだろう鍛錬の果てに彼女が手にしたのは「船を駆る」という技術だった。
ポルバースは彼女を殺そうとしたが見かねたアテナが介入、父親と彼女を引き離すためにアルゴー号の操舵手として推薦した。
ポルバースは許せなかった。英雄たる自身の子が後世に名を残せない匹夫だということが許せなかった。
最も蓋を開けてみればより詳細に後世に名が残ったのはポルバースではなく「船を駆る才能など無いのも同じ。お前も兄弟と同じ塵芥だった」と罵ったティピュスだったのだが。
アルゴー号に乗り込んだティピュスはその舵取りの腕をイアソン直々に認められる。
誰かに認められたことがなかった彼女は、イアソンと彼が率いるアルゴノーツに救いを得た。
「英雄とは皆父のようなもの」と言う偏見をアルゴノーツ達は変えてくれた。
性別を隠していたのも「女がアルゴノーツの操舵手など認めない」と言われるのを防ぐためである。初めての居場所を彼女は失いたくなかったのだ。
イアソンへのその感情は他者からしたら恋に他ならないのだろうが、本人は未だに気づいていない。
ちなみにイドモーンの死後に急死したのは、彼の死をイアソンに重ねたことによる心労が要因とされる。
身の安全のために性別を偽っていたことを後悔しており、聖杯にかける願いは「仲間達との再開と仲間達への謝罪」


イメージカラー:白
趣味:スケジュール管理
特技:操舵
好きな物:イアソン、アルゴノーツ
苦手な物:父
天敵:メディア
髪の色:白
瞳の色:水色
肌の色:白

  • 最終更新:2019-12-23 15:13:09

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