スヴィプダーグ

【CLASS】キャスター
【真名】スヴィプダーグ/Svipdagr
【性別】男性
【身長・体重】177cm・67kg
【属性】中立・中庸
【ステータス】筋力C 耐久C 敏捷B 魔力A+ 幸運A++ 宝具EX

【保有スキル】
陣地作成:A+
魔術師として自ら有利な陣地である「工房」を作り上げる能力。Aランクともなると「工房」を上回る「神殿」が作成可能。時間をかければ炎の牆壁であるガストロープニルの砦を完全とまではいかないが再現可能で、陣地である同時に強大な結界として機能する。

道具作成:A
魔力を帯びた器具を作成する。“九つの薬草の呪文”を基盤としたあらゆる状態異常に対応し、呪い・魔性等の類を打ち祓う霊薬を作成する事ができる。

女神の寵愛:A
北欧の女神であり、妻であるメングロズから寵愛を受けている。全てのステータスをランクアップさせるに加え、治癒の権能によって自動回復能力が備わっている。

神格転生:B
人の身でありながら神々の列に加わったスヴィプダーグは、例外的に神核を有している。また、一説によればスキールニルとも同一視されており、高ランクの神格を保持している。

原初のルーン
北欧の魔術刻印であるルーンを所持している。ルーンと言えど、現代に使われるものではなく、神代に大神オーディンが見出した原初の18のルーン。大神の代行をしているので、サーヴァントとしては例外的に本来の出力を発揮する事ができる。また、指定した魂を呼び起こし、霊体的ではあるが簡易的な蘇生を可能としている。

千里眼:EX
スヴィプダーグは未来を見通し、神々へと予言する巫女(ヴォルヴァ)の子であり、最高位の魔術師の証たる「世界を見通す眼」を継承している。

【宝具】
巫覡の呪文歌(グローガルドル)
・ランク:A
・種別:対人(自身)宝具
・レンジ:0
・最大捕捉:1人
予言の巫女の一人であるグローアが施した九つの苦難を斥ける呪文歌が由来。
神々が重宝し、未来を予見する巫女が呪いとして贈った強力な概念宝具。予め「これは避けられる」という因果の逆転のもと、該当するあらゆる災いはスヴィプダーグを傷つける事ができない。
第一の呪文は如何なる驚愕・脅威・恐怖に心を揺さぶられない加護であり、精神的干渉を無効化する。
第二の呪文は旅路に迷った時、ウルズの加護により誤った歩みを修正し、正規の道筋を齎す運命力の取得。
第三の呪文は死の回避。ヘルの訪れにスヴィプダーグは引き込まれる事はない。概念的な死の付与の無効化。
第四の呪文は敵対する相手の戦意を削ぎ落とす、または抑制して戦闘を起こさせない。しかし対象が精神汚染スキルを有している場合、効果が削減される。
第五の呪文はあらゆる束縛からの解放。令呪による強制や、物理的な拘束から脱する事ができる。また、出力を強めれば契約のパスさえも断ち切れる。
第六の呪文は海上にて人の常識を超える天災に見舞われたとしても、波風に曝されず航海を続ける事ができる。
第七の呪文は山岳に行き、肉を壊死させる程の冷気を当てられようとも、その肉体が外傷を負う事はない。副次作用として冷気に対して耐性を獲得しており、高所での冷気は完全無効化。
第八の呪文は暗所にて聖教の女による死の呪いはスヴィプダーグをおかす事はない。
第九の呪文は巨人と対峙した際に、その言の葉は叡智を纏う。よって、この加護はスヴィプダーグが「言葉」を発した時に発動し、あらゆる謎を解き明かす大いなる叡智を得る。しかしながら、与えられるのは「知識」ではなく「叡智」なので当人の知り得ない事は把握できないが、情報等を整理して推理することにより、その状況下における最適解を導き出す事ができる。

黄昏が告ぐ終焉詩歌(ラグナロク)
・ランク:EX
・種別:対界宝具
・レンジ:1〜99
・最大捕捉:1000
北欧神話の終末の日が由来。
スヴィプダーグが「栄光の枝」と呼ぶ、身の丈程の杖から放たれる最大出力を指している。
九つの枝が束ねられた杖には、北欧神話における三つの階層から成る九界を表すルーンが刻まれており、その刻印から流れる魔力を集中させる事で宇宙規模のエネルギーを生み出し、極大な威力を誇る燃焼攻撃を放出する。
解放される九つの膨大なエネルギーは滅びの象徴である『火』に変換され、世界に対して放たれる。空間ごと焼き払う熱量は凡ゆる有象無象を灰すら残さず焼却せしめる。それは原初の火であり、終焉の火。世界を終わらせる為に“世界”が生み出した『神造兵装』。概念的なものであり、本来なら形を持たぬ産物なので、解説などの検定は不可能とされる。
原初の権能の一つであり、世界を破壊する特性状、空間に作用する事象においては圧倒できる対界宝具に分類される、宝具のカテゴリーでは頂点に位置するものの一つ。
地上で放てばその余波だけでマスターごと巻き込む危険性を含んでおり、空中では最大出力を放てるものの、膨大過ぎる魔力消費にマスターが耐えられない。
これ等とは別に『権能』による開放も存在するが、そちらは並行世界すら燃やしてしまうので、使用すれば抑止力によって処理される危険性がある。
英雄王ギルガメッシュの語る「原初の地獄」とは別の「終末の地獄」。

【WEAPON】
栄光の枝
「ラクヌンガ」と呼ばれる古英語の写本に登場する、大神オーディンが使用した九つの枝を束ねて杖にしたもの。
地の底、深淵より這い出し人類に厄災を齎す蛇。それを退ける“九つの薬草の呪文”────大神のルーンが刻まれた九つの枝を以ってこれを打ち砕く。また、これにより薬草を強化して霊薬を作成する。
ミーマメイズの枝を加工して造られており、レイルブルミルの炎を内包している。なので、詠唱や術式を用いずに火炎領域(ムスペルヘイム)にて燃え盛る火を放出する事が可能。

【解説】
北欧神話の叙事詩「スヴィプダグの言葉」に登場する人物。ソルビャルトとグローアの子であり、北欧神話における最大の英雄の一人。
「スヴィプダーグの歌」は第一部「グローアの呪文歌」と第二部「フョルヴィズの言葉」の二部作に分けられており、スヴィプダーグが運命の女性に出会う為の旅路が描かれている。
物語は継母の言いつけで運命の女性を探す旅に出るところから始まり、スヴィプダーグは旅路で災厄を斥ける呪文をかけてもらう為、母グローアの墳墓まで足を運び、降霊術を用いて蘇生を為して九つの呪文を施してもらう場面で終了する。
長い放浪を経てヨトゥンヘイムにあるガストロープニルに到達し、門番であるフョルヴィズとの問答で自らが女神メングロズの運命の伴侶である事を証明して見事に女神との邂逅を果たす。
そしてメングロズとの聖婚を儀を行い、これによって神々の列に加わったとされている。
『スヴィプダグの言葉』は北欧が滅びた際に一緒に焼け落ちているので、その伝承を詳しく知る者は非常に少ない。しかし、どの文献のおいても神話では珍しい幸せな最後で物語を終えた英雄である。

【人物】
白と青い紋様があるローブを羽織る銀髪と青い瞳を持つ青年。北欧の出身であるが、父親譲りの褐色の肌をしている。
飄々とした言動をしており、性格も所々捉えどころがない。自身の価値観でのみ動き、善悪に囚われず、これといった事を決めたら最後までやり切る。
“好き“と“嫌い”ではなく、“好き”と“無関心”に別れるタイプで、気に入った相手には揶揄い混じりに接するが、無関心な相手にはとことん無の視線を送る。しかも、スヴィプダーグが気にいる相手も『その運命が如何にして面白いか』が基準となっているので、現代の価値観から見る“平凡”や“一般”という枠組みにはまったく興味を示さない。ただし、たとえ一般人だったとしても平凡の枠組みから外れ、異端に巻き込まれた場合なら興味が湧く事も。
趣味は謎解き、智恵の輪、推理要素が入っている小説やゲームなど。俗世に染まっているように見えるが実は……そんな感じ。
現代の教育には関心があり、彼方から得た智識と比較すれば浅はかであるとしても、元々の彼が生きていた神代と比較すると一般人が学ぶには高い水準であると認めている。とはいえ、勉学を人生としている人種は理解できないらしい。
聖杯戦争に参加した理由は「己が願望の為に奔走するマスター」という決して凡俗な運命を辿らない者たちを観賞する為であって、聖杯自体にまったく興味はない。しかし、面白い大劇場が見られると考えれば、聖杯を確実に取りに動こうとする。
因みに貧乳は邪道とは彼の弁。

【能力】
最高位の魔術師の証たる「世界を見通す眼」である千里眼を有しており、予言の巫女のように未来を見通す。
大神オーディンの権能たる原初のルーンを特例で使う事を許されており、魔術戦においてはトップクラスを誇る。加えて険しい神代で冒険した経験もあるので、魔術師でありながらも身体能力はさほど低くはない。
されどスヴィプダーグの真価は優れた知性にあり、言の葉を放てば叡智が溢れ出し、いかなる謎に対しても最適解を導き出せる。なので相対したサーヴァントの言動、姿、戦い方といった僅かな情報だけでも真名に辿り着くことが可能。
戦闘では原初ルーンを使う。火のルーンを「栄光の枝」で強化した超火力、ガストロープニルの門を応用した九つの門を再現する大規模な空間固定、その門から派生させた九つ世界における魔力の具現、ミーマメイズの遠隔操作などなど。

【関連人物】
メングロズ
治癒の女神であり妻。ガストロープニルの中に聳える霊峰リフャベルグに建てられた「リル」と呼ばれる館に住んでいる。
ミーマメイズの枝に生る黄金の果実を使用して女性たちを助ける女神。九人の侍女がおり、私生活や身の回りの世話をやってもらっているとか。

グローア
母。巫女(ヴォルヴァ)の一人であり、治癒の魔女とも呼ばれる。
故人であったが、災厄を斥ける九つ呪文を必要としたスヴィプダーグに蘇生させられた。
夫であるソルビャルトの帰りをずっと待ち続けている。

ソルビャルト
父。「エルヴァンディルのつま先」とも呼ばれる天にて輝ける星。
雷神トールに助けてもらう際に天高く飛ばされた。星になった。
一説によれば北欧におけるオリオン座にあたるとの事。

フョルヴィズ
ガストロープニルの砦にて門番をしている巨人。スヴィプダーグと問答した。
実はその正体はオーディンであり、フョルヴィズという名前はオーディンの別名である事が「グリームニルの言葉」で確認できる。

九人の侍女
メングロズの仕える侍女たち。「リルディース」と呼称される事も。(作者オリジナル名)
・フリヴ
その名は「救援」を意味し、北欧においては女性たちの助けになる女神。全ての妊婦を助力を施し、不妊に関する問題解決に取り組むとされ、安全な出産の為に権能を振るう。また、乳児を保護する役割を持っている。
侍女の中では一番バブみを感じる女神であり、そっちの趣味の男性陣には変な意味で人気だとか。

・フリヴズラサ
その名は「呼吸する者の救援」を意味し、名前が示す通り呼吸に関係する女神。酸素不足や、肺に何かしらの疾患を抱えた患者を救う力を有し、また呼吸器官にのみだが外的要因からなる有害物質を取り除く役割を持つ。
侍女の中で実は一番キスが上手い。

・ショズヴァラ
その名は「人々の守護者」を意味し、肉体の療法を司る女神。肉体に関する専門知識を豊富に有しており、筋肉の動きを阻害する疾患や、骨に巣食う疾患を取り除き、これを助ける役割を持つ。また、その他にも皮膚の病を治す力も持つ。
落ち着いた性格で、マッサージ師のような相手をリラックスさせる声を話術を持っている。

・ビョルト
その名は「明るい」という意味を有し、体温を司る女神。高体温や低体温に陥らないように体温を調節する役割を持っており、それに伴って発症するであろう病気を未然に防ぐ。また、温熱療法と冷熱療法を使ってでの体調管理も行う他、名前の由来である「明るい」から太陽光を制御して医療に利用している。
名前を体現するかのように朗らかな性格で、相手を嫌な気持ちにさせない太陽のような人物。

・ブレイク
その名は「白」を意味し、体内に巣食う病原菌の浄化を行う女神。つまりは白血球を司っており、外から摂取してしまった細菌を排除して身体の免疫力を上げる役割を持つ。
やや潔癖症のきらいがあり、仕事とプライベートでもゴム手袋やマスクを常備している。偶に「気安く触らないでください」と冷たい声で言って相手をMに目覚めさせる事も。

・ブリズ
その名は「幸福」を意味し、脳や精神における障害を取り除く女神。精神疾患に罹ってしまった人々を助け、心を安定させる役割を持つ。特に睡眠療法に力を入れており、睡眠がメンタル回復に一番効果があるので、不眠症などのといった睡眠阻害の対応にも当たっている。
仕事柄、心を開かせて患者の中に踏み込むせいか、相手に気があるかのように勘違いさせてしまう場合が多い。

・フリズ
その名は「秩序」を意味し、診断して適切な療法を行う女神。所謂肉体を安定させる機構、肉体の異常検知能力であり、肉体のバランスを保とうとする役割を持つ。
侍女たちの中でリーダーシップを取る立場だが、枠割が役割なので影が薄いと思われているのがコンプレックスだったりする。所謂リーダーだけどセンターじゃない的な。

・アウルボダ
その名の由来は不明だが「提供者」という意味が含まれており、薬学に長けた女神。多くの薬草についての知識を持ち、それらを調合して薬にも毒にもなる秘薬を作り出す技術を有している。
侍女たちの中では一番インテリな雰囲気を纏う女神。眼鏡を使用している。
余談だが、ギュミルの妻であり、豊穣の神フレイの妻であるゲルズの母親とは同名だが、別人である。

・エイル
その名は「慈悲」を意味し、北欧神話においても最良の医師と称される女神。戦場にて負傷者を手術する外科医であり、死の淵に瀕した者の前に姿を現すとされている。執刀医なので肉体の切開など熟知しており、それを利用した戦闘も可能。
侍女たちの中で一番能動的で行動的。理論を大切にしているが実践はもっと大切だと考えている女神で、職場ではエース的な立場にいる。
余談だがワルキューレのエイルと同一視される。

【セリフ】
「問わずとも解るだろう? オレが君に召喚されたサーヴァントだ。この先に待ち受ける数多な運命に翻弄されし演者である君を、観劇する者であり、共に詩を歌う放浪者さ」

「オレは英雄なんてタマじゃない。詩人(ブラグ)とでも呼べばいいさ」

「原初のルーンは本当に便利だねぇ。大抵の事はなんでもできるから、色々と楽になる」

「あらゆる枷を焼き尽くす解放の星。彼女との間に因縁はないが、どこぞの別世界で色々とあったようで。いやはや、あの勇士を統べる聖剣使いの王は見ていて実に飽きないよ」(ディートリッヒ・フォン・ベルン同行時)

「ワルキューレがここにいるなんて、死にたがりが多い証拠かい? 容貌が目見麗しいのは事実だし、極上肉体美を誇っているだろうが……いやはや、中々趣味の悪い」(ワルキューレ同行時)

「炎の巨人夫婦はここでも宜しくやっているようで。基本、外来と関わりがなかったあの二人だが……割と心配は無用らしい。偶に揶揄ってやろう」(スルト、シンモラ同行時)

「あの偏屈で、閉鎖的な彼女が確かな自我を持って人間関係を持つとは。当時は何を思って兵器に自我を持たせたのか、ロプトルに対して疑念しか浮かばなかったが、これを見越していたのかな?」(レーヴァテイン同行時)

「魔剣使いが多いことだ。しかも、誰もが魔に飲まれ、破滅の最期を迎えた愚者ばかり。その厄災を、是非ともこちらだけには向けて欲しくないものだよ」

【バリエーション】
スヴィ子
原初のルーンで性別を変えたスヴィプダーグ。容姿は正に美少女と呼べるそれで、肉体美も完璧な黄金比を誇っている。しかし、中身はそのままなのを忘れてはいけない。
暇つぶしてと称して性転換しており、基本的に相手を弄くり回す事しか考えていない状態と言っていい。
能力値に変動はないので、普通にラグナロクをブッパする。

FGO風ステータス

レア度☆(5)

白銀の魔人。終末を言祝ぎ、詩歌を綴る詩人。

基本ステータス

能力値 初期値 最大値
HP 1920 13097
ATK 1801 11658
COST 16 16
属性 中立、中庸、天  

所有カード

Buster Quick Arts
2 1 2

所有スキル

スキル名 CT 継続 効果
女神の寵愛A 7→5 1 自身の防御力をアップ
3 自身の攻撃力をアップ
- 自身のHPを回復
神格転成B 8→6 3 自身に無敵状態を付与(2回)
- 自身のNPを増やす
- スターを獲得
原初のルーン 8→6 3 味方全体のArt性能アップ
3 味方全体の宝具威力アップ
- 味方全体のNPを増やす

クラススキル&パッシブスキル

スキル名 効果
陣地作成A+ 自身のアーツ性能をアップ
道具作成A 自身の弱体付与成功率をアップ
巫覡の呪文歌A 自身に精神弱体無効状態を付与
即死無効を付与
自身に毎ターンNP獲得を付与

宝具

宝具名 ランク 種類 種別
ラグナロク EX Art 対界宝具
黄昏が告ぐ終焉詩歌
敵全体に強力な[サーヴァント]特攻攻撃[特別な星の力を持つサーヴァントには特攻無効]<オーバーチャージで特攻威力アップ> →<強化後> 自身に宝具威力アップ状態を付与(1ターン)▲+敵全体に強力な[サーヴァント]特攻攻撃[特別な星の力を持つサーヴァントには特攻無効]▲<オーバーチャージで特攻威力アップ>

攻撃モーション

種類 Hit数 動作
Buster 2 スヴィプダーグの杖が光り、敵の頭上に極太の熱線が堕ちる(遠距離B)
後方へジャンプした後に空中浮遊し、杖を槍の形状へ変化させてルーンで投擲する(近距離B)
Quick 5 杖が金色の鎌に形状を変化させ、敵へ向かって自立起動回転の攻撃を与える(遠距離Q)
バックステップで下がりながらルーン文字を放ち、ルーン文字が上下反射しながら敵にダメージを与える(近距離Q)
Arts 5 ルーンで敵を囲み、様々な属性のビームを一斉放火する(遠距離A)
敵前にワープし、既に形状が杖から炎の大剣に変化した得物で一閃(近距離A)
EX 4 背後に門を形成し、門から巨人の腕が伸びて敵を攻撃する
NP(宝具) 1 杖が光を発し、周囲の空間を赫焉の衝撃波で崩壊させ、星の大海原にフィールドが切り替わる。九界を表す九つの銀河が縦列に並び、スヴィプダーグが杖を掲げる場面に正面アップ、杖を振り降ろすと列に並んだ九界が炎に包まれ敵全体にダメージを与える
スキル - ルーン文字が周囲に飛び回る(パターン1)
一瞬だけ女体化し、直ぐに戻る(パターン2)

ボイス


開始 1 詩人(ブラグ)に戦を求めるとはね
2 開演と行こうか。オレに愉快な踊りを見せてくれ
スキル 1 原初のルーン、星々を墜とせ
2 焼却か、凍結か、感電か、好きな方を選ばせてあげよう
コマンドカード 1 そうかい
2 栞でも挿もうか
3 是非もなし
宝具カード 1 詩を贈ろうか
2 終幕だ。群がる役者には退場してもらおう
3 終わりの灯よ
アタック 1 そーら
2 風情がない
3 興醒めだね
エクストラアタック 1 退屈なママゴトだ
宝具 1 この終わりこそが九界を彩るに相応しい舞台だ。今宵の夜宴に滅びを言祝ぐがいい! 『黄昏が告ぐ終焉詩歌(ラグナロク)』!
2 やがて朽ち果てる九界は一つの元素となりて、新たなる星を生む。オレに本気を出させた事を後悔するがいい! 灰燼に帰して拝せよ! 『黄昏が告ぐ終焉詩歌(ラグナロク)』!
ダメージ 1 成る程……!
2 う……!
戦闘不能 1 戯れが……過ぎたか
2 星に還る時か……
勝利 1 上々上々! 面白いものが見れて満足だ
2 勝利のルーンでも刻もうか?
レベルアップ   おや?
霊基再臨 1 全快には程遠い。頑張ってくれたまえ
2 喜ぶにはまだまだ早い
3 もう少しだ。肉体の魔力稼動率は申し分ないところまで来ている。ここまでやれたんだ、きっとマスターならできるさ
4 努力の重ね着というのは、実に見ていて愉快なだったよ。その労いに応えて少し昔の話をしよう。それは……
絆Lv 1 召喚に応じたのはちょっとした外界の巡視さ
2 このルーンかい? その凡庸な脳では情報量に耐えられず、穴という穴から血が噴き出すけど……おっと驚かしてしまったようだね
3 にべもないと昔から言われてきたんだが……そうか、今オレは笑っているのか
4 オレの嫁さんは、私生活の面で目に余るものがあってね……何故急にこの話かって? 何、暫くの間は面倒を見てあげると遠回しに言っているんだよ
5 キミの物語はこの先も続く。果てなき困難な道程であろうとも、その光が尽きぬまで幕が降りる事はない。ああ、本当に面白おかしいマスターだよ
会話 1 ニートというのは度し難い。現代の教育機関を持ってしてでも、こんな愚者が生まれるのか
2 オレは英雄なんてタマじゃない。詩人(ブラグ)とでも呼べばいいさ
3 あの天に咲く蒼炎の花は、人々に冀望という偶像を見せる光に他ならない。過去の円満を再び望む哀しき、そして愚かとしか言いようがない勇士を統べる王よ……君の輝きは、いつまで灯っていられるか拝見させてもらうよ(ディートリッヒ・フォン・ベルン同行時)
4 あのウールヴへジン、てっきりヴァルハラへ運ばれたと思ったけど……成る程、ヘルヘイムで番犬の真似事をしている訳だ。運命とは実に数奇で、愉快なものだ(シンフィヨトリ同行時)
5 ワルキューレがここにいるなんて、死にたがりが多い証拠かい? 容貌が目見麗しいのは事実だし、極上肉体美を誇っているだろうが……いやはや、中々趣味の悪い(ワルキューレ系同行時)
6 炎の巨人夫婦はここでも宜しくやっているようで。基本、外来と関わりがなかったあの二人だが……割と心配は無用らしい。偶に揶揄ってやろう(スルトorシンモラ同行時)
7 へぇ……あの偏屈で、閉鎖的な彼女が確かな自我を持って人間関係を持つとは。当時は何をもって兵器に自我を持たせたのか、ロプトルに対して疑念しか浮かばなかったが、これを見越していたのかな?(レーヴァテイン系同行時)
8 魔剣使いが多いことだ。しかも、誰もが魔に飲まれ、破滅の最期を迎えた愚者ばかり。その厄災を、是非ともこちらだけには向けて欲しくないものだよ(魔剣使い系同行時)
好きなこと   智恵の輪とは、文字通り己の智恵を試される。オレには取るに足らない玩具だが……中々に面白い
嫌いなこと   嫌いなんて感情はない。オレの基準は関心か無関心のどちらかだ。だが、強いて言うならば、貧乳は邪道とだけ零しておこう
聖杯について   豪勢だが、酒の器にしては使いづらいのだけが難点だ
イベント開催中   ヨールか、スンベルか、フェーデか。どちらにせよ、騒がしい祭り事だ。キミは是非とも行ってくるといい
誕生日   誕生日とね。ここは一つ、明星の下に祝いの詩を綴ろうか?
召喚   問わずとも解るだろう? オレが君に召喚されたサーヴァントだ。この先に待ち受ける数多な運命に翻弄されし演者である君を、観劇する者であり、共に詩を歌う詩人さ

特別戦闘台詞


  • 最終更新:2022-01-22 21:49:24

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