コナモン・ズロイドフ

名前:コナモン・ズロイドフ
年齢:114
性別:男性
属性:混沌・中庸
身長:192cm
体重:98kg
特技:掃除 
好きな物: 混ざりもの きなこ餅 
嫌いな物: 鏡
国籍:ドイツ
所属:無し
起源:無し
魔術
属性:火
編成:通常
質:B
量:A

魔術師として600年の歴史をもつズロイドフ家の当主……なのだが、700年の重みを気にせずに趣味の珍人収集を日々楽しむ変わり者。
コナモンが収集しているのは「人であって人でないモノ」 形や色や存在が人間モドキのモノを好んで収集する。
ズロイドフ家の財でフリーの魔術師を何人か雇って収集し、雇う魔術師によっては作らせもした。さらにはコレクションを保管するためだけに離島を一つ買い取った。
家になにも返さず、家の財産を道楽のためだけに浪費する穀潰し。それがコナモンである。
扱う魔術は支配魔術。上位の幻想種や英霊は使役できないが魔獣や下位の幻想種であれば呪文1節で支配できる。
だが話の通じる相手には使おうとはしない。この魔術は言葉も分からぬ獣畜生に向ける魔術であり、そうでない者に対してはただの侮辱である。というのが理由。
この支配魔術は自分が出した火を相手が視認して初めて効果を発揮する。つまり火を注視しなければ簡単に防げる。
ある時コナモンは『作品』を受け取るために雇った魔術師を訪ね、そこで最低最悪の作品と出会った。
見た目はほとんどただの人間。頭に継ぎ足されたまるで機能していない獣の耳だけが魔術師の作った作品の証拠だった。
しかし作品としては駄作も駄作。その中身すらただの壊れた少女のモノでしかない。
コナモンとしてはコレクションに加える価値はなかったが、このまま放置すれば死ぬことは明白だったのでやむなく引き取ることにした。
離島に置いてはみたものの、コレクションとしての価値がない少女をコナモンはそのまま放置した。だから少女の正体をすぐには気づけなかった。
体内に潜んだ獣の群れはいい、それならまだコナモン一人で対処できる。
問題は少女の能力。アレはあらゆるものを少女と物理的に繋げてしまう。
今まで集めた作品のすべてがあの少女と、『駄作』と繋げられる。コレクションのすべてが一塊の駄作となる。それをコナモンは自身の死以上に恐れた。
今すぐにでも少女を別の場所に移す必要がある。そんな時にあの少女だけを求めてきたカルデアという組織は実に都合がよかった。辺境に拠点があるのも都合がいい。コナモンはすぐに少女を送り込んだ。
大事なコレクションを守れた安堵感と達成感に浸るコナモンは気づかない。そのコレクションが一人消えていることに。




  • 最終更新:2018-05-10 21:09:29

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