クリュサオル

【CLASS】セイバー 
【他適性CLASS】ライダー、アサシン、バーサーカー
【元ネタ】ギリシャ神話 
【真名】クリュサオル
【性別】男性 
【身長・体重】192cm・82kg 
【属性】中立・善
【ステータス】筋力B+ 耐久C+ 敏捷B 魔力B 幸運C 宝具B+
【クラス別能力】
対魔力:B
魔術詠唱が三節以下のものを無効化する。大魔術・儀礼呪法などを以ってしても、傷つけるのは難しい。

騎乗:B+
大抵の乗り物なら人並み以上に乗りこなす事ができ、更に魔獣ランクの獣も乗りこなせる。
母にゴルゴーンを持ち、セイバーの子供たちも怪物として名を馳せていたためか、そういった魔獣・魔性の類との相性が良い。

【固有スキル】
透化:C-
明鏡止水の心得。精神干渉を無効化する精神防御。気配遮断の代用にもなるスキル。
セイバーの場合、己の裡にある怪物性を御するという行為が、武道でいう精神的鍛練に繋がったため取得したもの。
しかし、流石に武を極めたわけでもないのでランクは今一つ。

深隠の套子:B~E
自身の気配を消す、気配遮断スキルの亜種。セイバーの正体に関する情報が特定されればされるほど効果が薄れてしまう、というのが欠点。

怪力:B
魔物、魔獣のみが持つとされる攻撃特性。使用することで一時的に筋力を増幅させる。
特にこれといったデメリットは無いが、使用すれば魔性に関係ある英霊であることがバレるであろう。

天性の魔:B
英雄や神が魔獣と堕ちたのではなく、怪物として産み落とされた者に備わるスキル。筋力と耐久をはじめ、大部分のステータスが強化されている。
更に、第二宝具発動中はこのスキルと効力は上昇する。

神性:D
父に海神であるポセイドン、母に魔物であるゴルゴーンを持ち、やや怪物寄りでありながらも神霊適性を有している。
ただし、第二宝具発動中はこのスキルは封印されてしまう。

【宝具】
『自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)』
ランク:C- 種別:対人宝具 レンジ:0 最大捕捉:1人
対象に絶望と歓喜の混ざった悪夢を見せ、その力が外界へ出て行くことを封じる結界。
普段は所有する黄金の剣全体を覆う帯として使用し、宝具の暴走や魔性を封じている。
また当然、自身以外にも使用可能で、この宝具の見せる夢を媒介に対象から吸精をすることも出来る。
結界は魔力を浴びせるだけで発動し、対魔力の低い者は回避どころか結界の看破すら困難。

『魔性解放・黄金揺籠(クリューソス・クレイドル)』
ランク:B+ 種別:対軍宝具 レンジ:1~20 最大捕捉:自身/200人
クリュサオルの持つ怪物の血が作り上げる有害な結界。
自身の血と黄金の剣を拡大投射する事で一定のフィールドを『自らの体内の中』に置換し、優位に立つ。

土地の霊脈を汚染するため、同一の場所に連続して施すのは不向き。
しかし、神代のような神秘の濃い土地ならば現代の土地より多少はこの制限が緩くなる。

この結界内では対魔力の無い一般人は徐々に体が怪物へと汚染され変貌を遂げるが、肉体と精神がその負荷に耐え切れず絶命し、
死体ごとその生命力はクリュサオル自身へと還元される。
英霊であっても対魔力の低いもの・魔性に縁の無いものも負荷の対象となる。
宝具の効果を受ける対象の指定はできず、自身のマスターであろうと結界の内側にいるのならば問答無用で巻き込まれてしまう。

加えて普段抑えていたクリュサオルの怪物性が解放され、状況や環境に応じた爆発的な戦闘力を得る反面、加虐な面や凶暴性が増す。
『魔眼の女怪』ゴルゴーンを母に持ち、『三重怪質』ゲリュオン・『魔獣母胎』エキドナといった巨怪の父たるクリュサオルは魔性としての性質を膨大に孕んでおり、
宝具発動中の彼は一睨みで常人の意識を停止させ、その血肉は一度触れると肉体の再生と崩壊を繰り返させる劇物と化す。

これら恐るべき気質を産まれながらにして抱えつつ、クリュサオルは狂わず荒ぶらず静かに生きてきた。
……なお、別クラスで召喚されると異なる効果を放つ宝具になるらしい。

【Weapon】
生まれつき所持していた黄金に輝く剣(両刃剣)。真名や性能が漏れないように『自己封印・暗黒神殿』を巻き付けているが、それでも斬ることができる優れもの。

【解説】
ギリシャ神話の魔物・ゴルゴーンがペルセウスによって討伐された際、零れた彼女の血から生まれた二体の神秘がいたという。
一体はペガサス、そしてもう一体がクリュサオル。
片割れであるペガサスが神である父・ポセイドンの血を濃く受け継ぎ神馬として名をはせたのに対し、
クリュサオルは怪物である母・ゴルゴーンの血を濃く受け継いでおり本人にとって大きな悩みとなっている。
これはゴルゴーンの事を忌み嫌っているのではなく(寧ろどんな人だったのか気になっている)、
その血に呑まれ怪物と化し英雄たちに始末された末路が──────生まれて初めて見た光景が、今も目に焼き付いて離れない為。
この事は彼にとってトラウマとして刻まれている。

生前は神々や人々との接触を避け、自身の魔性を抑え込むことに生涯を費やした。
……それでも海神の娘を娶ったり、子宝に恵まれたりとやることはやっているのがギリシャクオリティ(?)
性格は真面目で物静か、人付き合いを避けがち。仕事はきっちりこなすが定時にはそそくさと帰宅するタイプ。
母親譲りの長身痩躯で妖艶な美形ではあるが、静かに暮らしていきたいクリュサオルにとってはそんな衆目を集めるような自身の外見がコンプレックスになっている。
好きなものは、「わび・さび」のような質素だが美しい在り方。嫌いなものは、破滅を厭わないもの。
聖杯にかける願望は「普通の人間として生まれ変わり、平凡な人生を謳歌したい」

行動方針について。
必要ならば卑怯な行為や魂喰いも受け入れるが、ただ邪悪な欲望を満たすだけのもの・周囲に多大な被害を齎すもの等は命令を拒否する。
令呪を使われれば大人しく従うが、それ以降セイバーとのコミュニケーションはとれなくなってしまう。
もしマスターに危機が迫っていても「前回の様に令呪を使ったらどうです?」と冷たい言葉を吐き、自ら動くことは無い。
その状況で、契約を切れるタイミングがあるならば喜んで切り捨てるだろう。
怪物の末路はいつだって悲惨なものだと知っているがゆえに。
逆に、人ならざる力を持つがどうにか制御しようとしたり苦悩していたりする人物には、(表情には出さぬものの)共感し友好的になる。
それが自身のマスターならば尚更尽くそうとする。
もしマスターが意図せず、あるいは自棄を起こし魔に堕ちてしまうことがあれば助けようと必死に奔走するだろう。

誕生日:不明 血液型:不明
イメージカラー:アイボリーブラック 特技:ポーカーフェイス、隠密行動
好きな物:シンプルで美しいもの 苦手な物:自ら破滅を選ぶもの、寒さ  天敵:正統派サーヴァント
髪の色:灰色がかった紫 瞳の色:金 肌の色:白

「至らぬ者ですが……どうぞ自由に扱ってください」
「マスター、俺のようなデカブツが側に居ると鬱陶しいだけでは……え、『そんなことは無い、側にいてほしい』と?…………そうですか。……フフ、変わった人だ。」
「マスター、下がってください。これよりは悍ましい魔物同士の戦い。貴方にまで穢れが及んでしまう。」
「諍いは好みませんが、黙って負けるほど謙虚ではないので。──────いざ!」
「……フフフ、いけない人だ。俺とて、かの女怪の血を引く魔性の端くれ。そのように気安く心を許していると……いずれ身も心も食い尽くしてしまいますよ、マスター?」

専用台詞
酒天童子、クラーケンなど魔性の血が流れているサーヴァントたちへ
「お気を付けください、マスター。例え情が芽生えたとしても、人の側に置いてはならない存在。
 それが彼らの様な怪物というものです。……無論、俺とて例外では無いですよ。」

大嶽丸へ
「美食家の鬼ですか、変わった方ですね。」

リュカオンへ
「神の怒りを買う、ということがどれだけ惨いか。しかし、堕とされてもなお王としての覇気があるとは……感服します。」

「アロマオイルセット」

クリュサオルからのバレンタインのお返し。

リラックス効果が高いとされるものを中心に選んだとのこと。

……ちなみにこの品の正式名称は『意識封印・快眠神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)』。

自身の宝具『自己封印・暗黒神殿(ブレーカー・ゴルゴーン)』を元に、

彼が技工派サーヴァントたちに頼んで作ってもらった特殊なアロマオイルらしい。

「え?……ふふ、なるほど。『宝具のように、夢を通して吸精しに来れるんじゃないか』と。
  
 今夜、試してみましょうか?……なんて、冗談ですよ。心地よく眠ってもらうために用意したものですし。
 
 ──────でも、もしも夢の中で俺が必要になったらいつでも呼んでくださいね、マスター。」

  • 最終更新:2021-04-05 18:31:04

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