ガイ・フォークス

【CLASS】アサシン
【真名】ガイ・フォークス
【性別】男性
【身長・体重】178cm・72kg
【属性】秩序・善
【ステータス】
筋力B 耐久C 敏捷B+ 魔力D 幸運C 宝具C+
【クラス別スキル】
気配遮断:B
単独行動:C

【固有スキル】
信仰の加護:A+
一つの宗教に殉じた者のみが持つスキル。
加護とはいっても最高存在からの恩恵ではなく、自己の信心から生まれる精神・肉体の絶対性。
ランクが高すぎると、人格に異変をきたす。

無辜の怪物:C+
生前の行いからのイメージによって、後に過去や在り方を捻じ曲げられ能力・姿が変貌してしまった怪物。
本人の意思に関係なく、風評によって真相を捻じ曲げられたものの深度を指す。このスキルを外すことは出来ない。
誹謗中傷、あるいは流言飛語からくる、有名人が背負う呪いのようなもの。
生前、残虐な行いをした者ほどこのスキルを持ちやすいが、中には権力者によって、怪物と貶められるケースもある。
ガイ・フォークスは王に害成す悪魔としてのイメージから、鉤爪と捻じれた角が生えている。

不屈の意思:C+
あらゆる苦痛、絶望、状況にも絶対に屈しないという極めて強固な意思。
肉体的、精神的なダメージに耐性を持つ。ただし、幻影のように他者を誘導させるような攻撃には耐性を保たない。
一例を挙げると「落とし穴に嵌まる」ことへのダメージには耐性があるが、「幻影で落とし穴を地面に見せかける」ということには耐性がついていない。

【宝具】
『我が名は秘匿(ジョン・ジョンソン)』ランク:C+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
後年に抵抗と匿名のシンボルと認知されるようになった彼の側面を宝具化したもの。
不気味な笑みを浮かべる仮面であり、装着中した者のステータス・スキル・真名は秘匿される。

『信仰は四方にあり(ガイ・トマス・アンブローズ・キーズ)』ランク:C+ 種別:対人(自身)宝具 レンジ:- 最大捕捉:-
彼の肉体は、シんでなお四つ裂きにされ、王国の4箇所に晒された。この逸話を原典とした宝具。
自信の身を4つに分ける。
本体以外の3体は共に処刑された3人の盟友を模し、Cランク相当の単独行動スキルと個別のステータス、技能を得る。

『燃え落ず、堕落の宮殿(トラジェック・オブ・ウェントミンスター)』ランク:C 種別:対人宝具 レンジ:1-10 最大捕捉:1-4
彼(ら)の受けた拷問の数々による苦痛を任意の相手に追体験させる。
鋼の意思と信仰をもつ彼でさえ、拷問後はまともに文字すら書けなくなるほど苛烈なものであった。
3日間にわたる拷問を(実時間で)30秒のうちに体感させ、最後は首吊り・内臓抉り・四つ裂きの刑で締めくくられる。
『信仰は四方にあり』を使用した場合、対象を分け身の数まで増やすことができる。

【Weapon】
鉤爪・爆発物

【解説】
ガイ・フォークスは敬謙なカトリック教徒であり、ジェームズ1世の暗殺を企てた男である。
後世の創作から「抵抗と匿名の国際的シンボル」として知られるようになった、最も有名な暗殺者の一人。
「アノニマスのマスク」に代表される仮面は、彼の姿を象ったものである。
堕落した信仰から国民を救うため――そう信じて盟友たちと共に行動を起こした彼だったが、そのうちの一人が送った手紙により失敗に終わってしまう。
最後は救おうとした者たちに悪魔とそしられながら、首つりの刑に処された。
しかし、彼は手紙を送った『誰か』も、弱者にしか牙をむけない国民たちも、憎んでなどいない。
彼が憎むものはただ一つ、正しい信仰を忘れた愚か者たちのみである。

「初めまして、マスター。僕がアサシン、ガイ・フォークスさ。偽名じゃないって!以前『ジョン・ジョンソン』なんて名乗ってひどい目を見たからね。さすがに懲りたさ。・・・・・・ところでマスター、君はよもや神の名を汚す者ではあるまいね?」

ビジュアル:金髪・タキシード・肘から先が異常に長く、剛毛におおわれ、指先に分厚い鉤爪が備わっている・山羊のようにねじくれた角・横長の瞳
イメージカラー:黒
一人称:僕
二人称:君
三人称:彼、彼女
好きなもの:神>>>チェス、ジョーク
嫌いなもの:背信者、ピーマン

聖杯への願い:
特になし。全てのことは神の御心のままに行われると信じてやまないため。
聖杯戦争へ参加したのも、呼び出しがかかったこと自体が神の思し召しだと考えたため。

典型的な暗殺者スタイル。暗闇に潜んで敵を討つ。
固有スキルのおかげで並みのサーヴァント相手の防衛戦くらいならこなせる。

◆◆◆◆◆◆

生前の関係者への感情

ロバート・ケイツビー
親愛なるロビン。彼は誰よりも深く主を愛し、また主に愛された気高き男だった。
皆から敬愛される素晴らしい男で、彼の人望あってこその計画だったと今でも思う。
彼との友情は何にも代えがたいものであり、彼の頼みであれば自分の命ですら天秤に乗せる覚悟がある。

トマス・ウィンター(分け身1)
【筋力C 耐久C+ 敏捷B 魔力D 幸運C 宝具C+ 】
聡明なるトム。誇り高き計画に誘ってくれたことについては感謝してもしきれない(本人へそのように伝えることは、おそらく永遠にないだろうが)。
激しさと冷静さを併せ持つ、情に厚い男であった。
剣の腕はからきしだが、それ以上に鋭い弁舌を持っていた。彼へ理性的に逆らえる者などそうはおるまい。
聖杯大会において、「トム」のサーヴァントとして呼ばれたことには奇妙な縁を感じている。
裏切りが発生する可能性があるような繊細な仕事は、彼に任せるのが適任ではないだろうか。

ロバート・キーズ(分け身2)
【筋力B 耐久C 敏捷B+ 魔力D 幸運D 宝具C+ 】
正直者のロバート。死の瞬間までまっすぐに主への信仰を貫いた姿勢に敬意を表する。
蓄えた髭のごとく、赤く燃え上がるような情熱の持ち主でもあった。
夫婦そろって聡明であったが、砂糖のごときのろけ話には辟易する。甘党のマスターにでも話してくれ。
確実に行わなければならないような重要な仕事は、彼に任せるのが適任ではないだろうか。

アンブルーズ・ルークウッド(分け身3)
【筋力C 耐久E 敏捷A 魔力C 幸運B 宝具C+ 】
陽気なアンブルーズ。彼やディグビーのようなまだ若い者まで死ななくてはならなかったことは、残念に思う。
明朗で人懐っこく、衣類のセンスにも恵まれていた。馬術にかけては左に出るものがおらず、まさに名手というのにふさわしい。
彼が抱くロビンへの感情については・・・・・・知らなかったことにしようと思う。
乗り物に乗っての逃走や斥候であれば、彼に任せるべきだろう。

フランシス・トリーシャム
聡明なれど信用ならない、薄汚れた蝙蝠のような男。
謙虚さを学ぶようにと弱さを授かり、あらゆるものを慈しむことができるようにと病気を賜り、得意にならないようにと失敗を与えられた。
彼は与えられた生を全うし、気づかぬうちに主の期待に報いた。
あさましくも最も豊かに祝福された男だった。

  • 最終更新:2019-09-04 12:16:29

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