カストール/ポリュデウケス

【CLASS】ライダー
【真名】 カストール&ポリュデウケス/Castor & Polydeuces
【性別】女性
【身長・体重】166cm・51kg 166cm・53kg
【スリーサイズ】B80/W57/H86 B88/W57/H83
【属性】混沌・善 混沌・善
【ステータス】筋力B 耐久C+ 敏捷B+ 魔力A 幸運D 宝具A

【保有スキル】
対魔力:A
魔術への耐性。ランクAでは魔法陣及び瞬間契約を用いた大魔術すら完全に無効化してしまい、事実上現代の魔術で傷付ける事は不可能なレベル。

騎乗:A++
乗り物を乗りこなす能力。「乗り物」という概念に対して発揮されるスキルであるため、生物・非生物を問わない。生前、カストールは如何なる神獣と心を通わせ、従わせて乗りこなした事から最高ランクを誇り、竜種すらも乗りこなせる。

コンビネーション:A
特定の人間と共闘する際に、どれだけ戦闘力が向上するかを示すスキル。双子座のモデルとなった二人は最早、魂レベルで意思疎通が可能で、連携においてはアイコンタクトなど取らずとも常に最適な行動が取れる。

神性:C-
神霊適性を持つかどうか。高いほどより物質的な神霊との混血とされる。本来ならポリュデウケスがランクAの神性を持ち、カストールは持たないのだが、死後、ポリュデウケスがカストールと魂を共にするのに神性を分け与えている為、このランクに落ち着いている。

神授の祝福:A+
大神ゼウスを筆頭にギリシャの神々から授かった加護。後述の加護は全てランクAで機能するが、現界の際にはこの中からランダムに二つ抜擢される。

・ゼウスの加護
全ステータスをワンランク上昇させ、魔力放出(雷)のスキルを付与する。この加護は、カストールの死後に与えられたもので、魔力放出もアパレーティダイを殺害したゼウスの雷を間接的に放っているものとされる。

・ポセイドンの加護
嵐の航海者のスキルに加え、水面上で移動する能力を付与する。ポリュデウケスがポセイドンと意気投合し、海や嵐を操る権能を与えられた逸話がスキルとなったもの。

・アテナの加護
戦場にて上手く立ち回れる加護と、戦略、軍略のスキルを付与する。尚、このスキルは防衛戦において真価を発揮し、チーム戦では絶大な立ち回りを見せる。
このスキルはテセウスからヘレナを取り戻す際に、アテナイを共に簒奪した時に得たもの。

・アレスの加護
天性の肉体、勇猛、黄金律(体)、心眼(偽)等のスキルを付与する。黄金律(体)に関しては、元々生まれた時から美しい肉体を持っていたのだが、アレスの加護によってより美しさに磨きがかかっている。

・へファイストスの加護
武器作成のスキルを持たなくとも、ある程度形になる武器を作成できる他、装備している武具が破壊されなくなり、鍛治神の火の影響か、使用武器に火属性を付与、また炎による攻撃に耐性を持つ。

【宝具】
双児星の絆(マカリオス・ディオスクロイ)
・ランク:A++
・種別:対人(自身)宝具
・レンジ:1
・最大捕捉:2人
死後、星座となった事で得た宝具。いつ如何なる時も共にあろうとする双子座の具現化。二人と一つの英霊であるディオスクロイ本来の宝具であり、別々に召喚された場合はこの宝具を持つ事はできない。
両者の宝具を持ち込む事が可能で、お互いが生前所持していた道具や生物を貸し借りする事もできる。

>騎手に駆れぬもの在らず(カヴァラーリス・カルディア)
・ランク:A++
・種別:対人(自身)宝具
・レンジ:1
・最大捕捉:20〜30人
生前、如何なる生物とも心を通わし、御したカストールの逸話が宝具として具現したもの。“心を通わせる力”と“騎乗”の二つを併せ持つ宝具。
視線を合わせ、その手で触れる事で竜種を筆頭に全ての生物(人間を除く)を支配下に置く。幻想種ではない現代の生物でも、カストールの支配下に置かれた際はランクDの宝具として機能し、能力が向上する。そして、この宝具は他者の宝具である何かしらの生物に対しても有効。
また、この宝具は生物を対象としているが、例外として“乗り物”も効果範囲に入っており、カストールが騎乗すれば宝具としての神秘を纏い、上述と同じくランクDとしての能力を獲得する。しかしこの場合は、カストールが乗り物と認識していなければ効果が発揮されないデメリットを持つ。

>蒼茫へ舞う天馬(ケレリス)
・ランク:A+
・種別:対軍宝具
・レンジ:2〜30
・最大捕捉:300人
ヘルメス神によってカストールへ与えられた幻想種。ペガサスの弟。
元々、天馬という幻想種の能力はそう高くなく、成長しても魔獣ランク程度なのだが、ケレリスはペガサスの弟であり、且つ神代から存在し続けた個体なので、幻獣クラスの力を持つ。
天馬は争いを好まない正確であり、ケレリスもその例に外れないのだが、カストールと心を通わせ、二位一体となったケレリスの戦闘力は凄まじく上昇する。
流星の如く光の突貫となって突撃し、更に天馬の加護によって防御力が上昇するなど、攻防ともに破格の能力となる。

>曙天に零れし群星(アトレーテース・アストロフェギャ)
・ランク:A+
・種別:対人宝具・対軍宝具
・レンジ:0〜50
・最大捕捉:1〜300人
鍛治神へファイストスが造り出した手甲であり神造兵装。
生前、ポリュデウケスが愛用していた武器であり、徒手空拳において無敗を誇らせた彼女の象徴ともいえる手甲。華やかな意匠は施されていないものの、神が造りし兵装の証として紋様が彫られているのが特徴。
拳の一つ一つに闘神としての心象が内包されており、ポリュデウケスの振るう拳は群星の如く迫る“小世界(ミクロコスモス)そのもの”と形容するのに等しく、小宇宙には星屑たちが内包されている。また、ポリュデウケスはボクシングの技量を駆使して攻撃するので、正に四方八方に動き、敵の弱点や急所を正確に打ち込んでくる流星群と言える。
最大出力は、二つの小世界を一つの拳に集束して殴打する彗星の一撃で、威力は元より速度も神速を誇る大宇宙(マクロコスモス)。
別の用途には、手刀を構える事で小宇宙から恒星の光を放出、固定化させ、剣を形成する。これが剣術の達人と謳われた由来ではあるが、周囲から『剣術?』と疑問視された上、通常の剣における技量ではカストールの方が優っているので、余計に不思議に思われていたらしい。
これを装備したポリュデウケスは一人で軍勢に勝る戦力だったと言われている。

>我が愛は兄が為に(テオス・ポリュデウケス)
・ランク:A
・種別:対人(自身)宝具
・レンジ:1
・最大捕捉:1人
ポリュデウケスの不死性が由来。
カストールのみが消滅した際に発動する宝具で、生前カストールに分け与えた神性を取り戻し、一時的に不死の肉体を獲得する。尚、二人一組のサーヴァントは一方が消滅してしまった場合、もう一方も消滅するので、短時間だけ発動する宝具である。

【解説】
ギリシャ神話の英雄。世界的に有名な双子座の原型となった人物たち。二人で一騎を構成する異例のサーヴァント。
スパルタの王族で、双子として知られる二人だが、厳密にはカストールとクリュタイムネーストラー(後のトロイア戦争のアガメムノン王の妻)がテュンダレオスとレーダーの双子で、ポリュデウケスとヘレナ(後のトロイア戦争の原因となった女性)がゼウスとレーダーの双子であり、重複妊娠で生まれた。
アルゴナウタイにて数多な英雄たちと共に数々の冒険と試練を成し得、ギリシャ神話の中でも屈指の英雄として名を馳せる。
最期はイダスとリュンケウスとの悶着、諍いから始まった争いで、不死性を持たなかったカストールは矢を受けてこの世を去り、唯一不死だったポリュデウケスだけが残ってしまう。
姉と共に居たかったポリュデウケスは、ゼウスに自身の不死性を分け与えて死後も一緒にいられるように望み、それを聞き届けたゼウスは二人を空へと上げ、双子座として永遠の同伴を授けた。

伝承においては男性と語られているが、実の姿は女性。しかし、アルゴナウタイとして活躍していた時は男装のような格好をしていた。
カストールは敬語ではないが礼儀正しく、男のように勇ましい。この性格は師であるケイローンを模範としており、女性でありながらも女子に非常に好かれていた。生前、アルゴナウタイの旅仲間に挨拶代わりとしてお尻を叩かれ、顔を真っ赤にして睨みつけるくらいには相応の羞恥心があったりする。
ポリュデウケスはハキハキとした自信家で、姉であるカストールを非常に慕っており、ケイローンの下に修行へ向かおうとする姉を泣き落として引き止めようとする程の重度のシスコン。また、カストールもそんな妹をなんだかんだ放っておけないシスコンでもある為、どっちもどっちと言える。偶に余計な事を口走ってしまう癖がある。
神の血を引いているのが原因か、ポリュデウケスの方が豊かな胸部を持ち、馬術の名手であるカストールは馬術によって鍛えられたのか、どちらかと言うと臀部が大きく育っている安産型の体型。
身体能力はポリュデウケスに分配が上がるが、その他の技能に関してはカストールが上回っており、その能力は純粋な人間でありながらギリシャ神話の大英雄ヘラクレスにも引けを取らない程。
互いを非常に想い合い過ぎているせいか、周囲からは百合姉妹と認識されていて、生前も勇士たちからそう思われていたらしい。しかれども、ただ他より親愛が強いだけで恋愛関連の感情はこれっぽっちもない。ただし、どちらとも両性愛者ではある。
キャライメージ
カストール376.jpg SDキャラ614.jpg
【関連人物】
イダスとリュンケウス
アパレーティダイ。奪う、奪われた関係で、顔を合わせる度にいがみ合っていた犬猿の仲。
事の発端は、ディオスクロイがアパレーティダイの婚約者であったヒーラエイラとポイベーを連れ去ったのが原因で、以降両者の仲は伝承通りギクシャクしたものとなる。
ディオスクロイの向こう見ずな正義感のせいで、迷惑を被ってしまった被害者。

ヒーラエイラとポイベー
アパレーティダイの婚約者。実は同性愛者のレズビアンで、イダスとリュンケウスとの婚約に納得していなかったのもあり、女性で且つ好みであったディオスクロイについて行った。
要するに被害者かと思いきや『実は全ての元凶』であった困った姫様。
カストールとポリュデウケスも、望まぬ結婚を強いられるのを哀れんだのを正義的動機で連れ去ったのにも関わらず、アパレーティダイの面子も丸潰しししてしまった数少ない失敗伝の一つとされている。
しかしながら、やる事はやった模様。

【セリフ】
「夜空にて輝ける双児星を召喚したのはお前か」
「ウチたちにドーンと任せれば勝利は間違いなし! なんたって、兄様とウチは最優で、最強のコンビなんだから!」
「……はぁ、威厳のある現界をしたのに」

「ポセイドンとはダチ公だけど、あの性欲盛んさはちょっと自重して欲しいかもだな。カイニスがああなるのも仕方がないというか……そういえばウチ、何で襲われなかったんだろ」
「(……女性の持つ淑女としての慎みと、可憐さがなかったというのは黙っておこう)」

「兄様はウチにとってこの世で一番に敬愛する人だ。兄様は凄いんだぞ、何だってあの賢者ケイローンに騎乗して見事に……」
「ば、バカ! その話は口外するなという約束だろう! ち、違うんだぞマスター。此奴の言った事は事実だが、あれは若気の至りというやつで……その、だな」
「騎乗すると偶に性格が変わるからなぁ」
「……ケレリスで吊りフライの刑」
「うぇ!?」

「ポリュ!」
「ここで──星屑が揺蕩う小さき銀河、闘神の心にて流れ疾れ! 『曙天に零れし群星(アトレーテース・アストロフェギャ)』!」
「茫漠たる空、自在に舞い踊りて心を一つに! 行くぞ、『蒼茫へ舞う天馬(ケレリス)』よ!」
「これが──」
「二人で一つの──」
「「『双児星の絆(マカリオス・ディオスクロイ)』!」」

FGO風ステータス

レア度☆(4)

二星一体のサーヴァント。永遠を共にする星空の英雄。

基本ステータス

能力値 初期値 最大値
HP 1790 11910
ATK 1485 8839
COST 16 16
属性 混沌、善、天、神性  

所有カード

Buster Quick Arts
2 2 1

所有スキル

スキル名 CT 継続 効果
コンビネーションA 7→5 1 自身の攻撃力をアップ
1 スター集中度をアップ
神授の祝福A+ 7→5 1 自身にさまざまな効果をランダムで付与
騎手に駆れぬもの在らずA++ 8→6 3 自身のQuickカード性能をアップ
3 自身のスター発生率をアップ
3 自身のクリティカル威力をアップ

クラススキル&パッシブスキル

スキル名 効果
対魔力A 自身の弱体耐性をアップ
騎乗A++ 自身のQuickカード性能をアップ
神性C− 自身に与ダメージプラス状態を付与


宝具

宝具名 ランク 種類 種別
マカリオス・ディオスクロイ A++ Quick 対人宝具
双児星の絆
敵単体に超強力な攻撃▲&敵全体のクリティカル発生率をダウン(3ターン)オーバーチャージで効果アップ〉


攻撃モーション

種類 Hit数 動作
Buster 2 天馬で急接近してカストールが剣で切りつけ、真上からポリュデウケスが殴りつける(遠距離B)
挟み撃ちで同時攻撃(近距離B)
Quick 4 ポリュデウケスの拳でカストールが正面に飛んで二閃、追撃にするようにポリュデウケスが手刀で二閃(遠距離Q)
二人が入り乱れて攻撃(近距離Q)
Arts 3 カストール天馬で移動しながら切りつける(遠距離A)
ポリュデウケスが連続の拳(近距離A)
EX 4 天馬が単独で突撃、追撃するようにポリュデウケスが斜め上から攻撃
NP(宝具) 5 カストールは天馬で縦横無尽に飛び回りながら攻撃し、ポリュデウケスは素早いステップで翻弄した後アッパーカットで敵を上空へ飛ばす。挟み撃ちで両者共宝具の真名を開帳し、Xを描くように同時攻撃
スキル - (パターン1)姉妹で拳の横をぶつけ合う
(パターン2)ポリュデウケスがカストールの尻を叩き、カストールが「ひゃん」と鳴く

  • 最終更新:2019-07-02 01:58:27

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