エレーナ・スミス / カイ・ゲオルギエフ

エレーナ・スミス

【氏名】エレーナ・スミス(エレーナ・スミルノヴァ)
【性別】女
【年齢】20歳
【出身】ブルガリア
【身長・体重】165cm・51kg
【好きなもの】音楽・素直な下僕・ロイヤルミルクティー
【嫌いなもの】見識の狭い人
【趣味・特技】ヴァイオリン
【外見・容姿】ほっそりとした女性。おかっぱに近いボブカットの黒髪に明るい色のインナーカラー。基本的には杖を持って目を閉じている。

【属性】中立・善
【魔術系統】魅了
【魔術属性】火
【魔術特性】感応
【魔術回路】質:C 量:D+ 編成:正常

【所属】特になし
【階位・称号・二つ名】「盲目の天才美人ヴァイオリニスト」(新聞記事より抜粋)

【人物像】
ブルガリアの旧家、スミルノフ家の長女。双子の姉の方。
優秀な回路を持っている妹と、回路は劣るものの感情視を可能にする魔眼を持って生まれた姉。二人を比較し「姉の魔眼を妹に移植すれば最強じゃん!」という結論に至った両親により、レール・ツェッペリンの技術で目を摘出され盲目となった。現在は義眼を入れているが、視力はないただのガラス玉のようなものである。
用済みの道具にかける最低限の情けとして小さな別邸と従者を一人与えられ隠棲生活をすることになったが、生来プライドの高かった彼女がそれで満足するはずもなく、もともと才能のあった音楽家として活動を開始した。
現在はヴァイオリニストとしての活動で自活している。「天才」と称されることもあるが実のところは自由時間のほとんどを練習に使っている努力型。
実家の研究こそ継承できなかったが、それ以前に受けていた教育があるため最低限の魔術は使える。得意な魔術は音を媒介とした精神感応。ただし、演奏に妙な小細工は使わない事を信条なため、演奏会場で魔術を使うとしても「観客の精神を落ち着かせて演奏に集中させる」程度となる。
整った容貌や「盲目」という要素による憐憫からのアイドル売りを嫌がり、ステージに立つ時は常に顔を隠すようにしている。
実家との縁は自分から切っている上、伝統に執着する事しかしない実家の両親の事は軽蔑の目で見ている。

プライベートではほとんどの世話を従者(幼馴染)のカイに丸投げして、自身は練習に励んでいる。
気位が高くどちらかといえばサディストなのだが、相手は選ぶため一見すればただの美しいお嬢様に見えなくもない。

聖杯戦争に参加する場合の望みは「視力」。あるいは、大金を手に入れて元のもの以上の眼を買いたいらしい。

【台詞例】
「人の顔をジロジロと見る暇があるのなら、その分眼を閉じて演奏を聴いていただきたいですわ」
「……カイ?人前では「お嬢様」とお呼びなさい?」
「ねぇ……昔貴方と一緒に行った花畑。今もまだ、綺麗なのかしら?」


カイ・ゲオルギエフ

【氏名】カイ・ゲオルギエフ
【性別】男
【年齢】21歳
【出身】ブルガリア
【身長・体重】169cm・58kg
【好きなもの】素直じゃない人・小動物
【嫌いなもの】人を見下す人
【趣味・特技】・料理
【外見・容姿】ボサボサの髪を一つに束ねた目つきの悪い青年。

【属性】混沌・善
【魔術系統】魅了
【魔術属性】水
【魔術特性】感応
【魔術回路】質:D 量:E 編成:正常

【所属】特になし

【人物像】
エレーナの幼馴染兼従者であり、現在はマネージャーも兼任している。
実家はスミルノフ家の分家であり、代々忠誠の証として家のものを本家の従者・影武者として差し出してきた。「予備の予備」且つ浮気相手の子であるため家族からは軽視されており、その結果、「いらなくなったお嬢様」への贈り物として「元から顔見知りだしちょうどいいだろう」と差し出された。
……が、差し出された先のお嬢様は意外にもバイタリティーに溢れていたため、二人で夜逃げ(「駆け落ち」という言葉を使うと本人たちには全否定される)し現在に至る。
実家からの独立と家出は彼も自発的に協力しての事であり、お嬢様に対して不満はない。お嬢様育ちと練習フリークゆえに生活力に欠ける彼女の介助と家事は彼がほとんどやっているのだが、ちゃんと給料も出ているので無問題との事。……それと、男が近寄ってくると少しだけ遠ざけたくなる。
主人からの軽い教授しか受けていないため、使える魔術は軽い暗示程度。
身長があまり高くないことがコンプレックス。

主人からのぞんざいな扱いを喜んでいる節がある事を見るに、多分マゾ気質。

【台詞例】
「あーはいはい。控え室出口での待機は禁止となっておりまーす」
「お嬢………練習はその辺にして、とっととメシ食べちゃってくださいよ。冷めたらまずくなりますよ?」
「あの人、練習馬鹿だからなぁ……会場手配とかマネジメントとか全部俺の仕事だし………いい加減、過労死するんですけど?」

  • 最終更新:2020-02-25 22:50:06

このWIKIを編集するにはパスワード入力が必要です

認証パスワード