アマラスンタ

【CLASS】アサシン
【真名】アマラスンタ
【性別】女性
【身長・体重】155cm 40kg
【属性】中立・悪
【ステータス】筋力 D 耐久 E 敏捷 B+ 魔力 C 幸運 C 宝具 C
【クラス別スキル】
気配遮断 B
サーヴァントとしての気配を断つ。隠密行動に適する。完全に気配を断てば発見する事は困難だが、攻撃態勢に移ると気配遮断のランクは大きく落ちる。

【固有スキル】
友諠の証明 D
敵対サーヴァントが精神汚染スキルを保有していない場合、相手の繊維をある程度抑制し話し合いに持ち込む事が出来る。
聖杯戦争においては一時的な同盟を組む際に有利な判定を得る。
父親の政治を受け継いだ彼女は、敵対するローマ元老院との協調路線を執り成した。
精神汚染 D
精神が錯乱している為他の精神干渉系魔術をシャットアウト出来る。ただし同ランクの精神汚染がされていない人物とは意思疎通が出来ない。
彼女を善く思わない反対派の手により息子が淫蕩に溺れ死んだ際、我が子には目もくれず、「現王である息子が死んだ後の政治運用」を予め準備していたという。
それは政治的にそうせざるを得なかったのか、それとも反対派に隙を見せぬ為の策か、それとも煌びやかに破滅していく息子の傍らで彼女の心も破綻していったのか――――。

【宝具】
『愚者の火よ、我が悔恨を燻らせよ(アマラスンタ・ジル・オ・ランタ)』
ランク: C 種別: 対人宝具 レンジ: 2~20 最大補足 15人
魔力を燃料に燃え上がる青白い炎、大英雄ディートリッヒの魔術特性は人知れず実娘に継承された。身体の至る所から炎を放出し、周囲のマナや術者のオドを奪いながら火の手を強める対魔術宝具。
また魔術的な痕跡を消す事に優れている為、レンジ内にいる限り攻撃態勢に移っても気配遮断スキルのランクが下がらなくなる。

『今は亡き今際の輝巨(エッケザックス・スクラマサクス)』
ランク: A++ → ― 種別: 対城宝具 レンジ: 1~50 最大補足: 200人
大英雄たる父がかつて所有した、王権示す巨剣。ただし彼女は正式な所有者でないので真名開放しても真価は発揮できない。
超高密度の神秘の結晶なので真名開放しなくとも絶大な権能を誇るものの、彼女に剣を操る術はない。
今回の聖杯戦争では暗殺者の役割を与えられた為、父の剣は座に置いてきた。

【weapon】
なし。宝具による青白い炎を操り戦闘する。

【解説】
かつて東ゴート王国を統治した摂政であり、第三代ゴート王。唯一の女王。
著名な英雄ディートリッヒ・フォン・ベルンの実娘であり、暗君である第四代ゴート王テオダハドの従姉妹にあたる人物。
彼女の人生は決して栄光と名誉に満ちた英雄譚でなく、裏切りと退廃に満ちた泥濘の日々であった。
叔父の率いる反対派への粛正や暗殺の連続や反対派勢力の手により実子が淫蕩に溺れ早世した事、一度許した叔父に再度裏切られ孤島に幽閉された最期など、悲劇的な出来事を挙げると枚挙に暇が無いほどである。
醜い人の業をこれでもかと見続けてきた彼女には最早、人の善性を信じる余力は欠片も残ってはいない。或るのは人に対する憎悪と、自分の人生への後悔である。
聖杯に掲げる願いは「女王という役割の放棄」、もし自分が王でなければ、―――――もしくは英雄の娘でなかったのなら、息子は若くして酒に溺れ死ぬ事はなかったのではないか。そんな拭い切れない悔恨を抱きながら、暗殺者は聖杯戦争に身を投じる。

  • 最終更新:2018-04-21 16:00:29

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